ウォーレン・バフェットが明かす、成功のための9つのアドバイス

ウォーレン・バフェット氏

ビリオネアのウォーレン・バフェット氏は、良い人間関係を築くことが重要だと言う。

REUTERS/Jo Yong-Hak

  • ウォーレン・バフェット氏は世界で最も裕福な人間の1人だ。その純資産は840億ドル(約8兆8000億円)を超える。
  • 投資の神様とも言われるバフェット氏だが、明るいのは株式市場だけではない。
  • バフェット氏は、新しいことを学び続けること、成功を収めるには良い人間関係を築くことが大切だとアドバイスしている。

ウォーレン・バフェット氏は飛び抜けたお金持ちだ。

87歳になるバークシャー・ハサウェイの創業者でCEOのバフェット氏は純資産840億ドルを誇る。同氏が初めてミリオネアになったのは、32歳のときだ。

株式市場におけるそのスキルと成功が、バフェット氏を「オマハの賢人」たらしめた。

ありがたいことに、同氏はこれまでいくつかの有益なアドバイスを残している。

バフェット氏とバークシャー・ハサウェイは、債権よりも株式を、コンスタントなデイトレーディングよりも長期投資を好んできた。だが、バフェット氏の成功は、何にどう投資してきたかだけで語れるものではない。

お金持ちになるための、バフェット氏の9つのアドバイスを見てみよう。


長期的な視野を持とう

インタビューに答えるバフェット氏

Alex Wong/Getty Images

お金を稼ぐためには、投資家は売るためだけに株を買うべきではないと、バフェット氏は信じている。長期的な視野を持つべきだ。

「保有期間は永遠というのが、我々の好みだ」バフェット氏が初めてそう言ったのは、1988年の株主向けのレターの中でのことだ。

バフェット氏は自身が理解し、好ましいと思う企業の株しか買わない。売るのは現金が必要なときで、戦略的に区切りを感じたときではない。

常に新しいことを学び、謙虚であれ

バフェット氏

AP Photo/Nati Harnik

バフェット氏は何年も前に、ある起業家と飲みに行ったとき、いくつかのアドバイスを与えた。日々何かを学び、機会を無駄にせず、常に謙虚であれ、と。投資に関する直接的なアドバイスではないが、ビジネスに携わる人なら誰もが従って損をすることのない戦略だ。

バフェット氏は今でも毎朝、新聞を読み、1日を通して読書をしている

「こうやって知識は機能するんだ。複利のように、積み重なっていく」バフェット氏は言う。

自分のお金を投資しよう

アイスを食べるバフェット氏

Reuters/Rick Wilking

2018年の年次レターの中で、バフェット氏は株に投資するために借りたお金を使う問題点を語っている。株の価値が下がったとき、自身のお金でなければ、投資家は要らざる不安に陥り、誤った決断を下しがちだと、バフェット氏は言う。

反対に、現金に余裕があり、借金のない投資家にとっては、市場の下落は大きなチャンスになると同氏は言う。返済の心配をせず、積極的な投資ができるからだ。

人間関係を築き、他者を丁寧に扱おう

バフェット氏

Reuters/Shannon Stapleton

アイオワ州のMBAの学生たちを訪ねたとき、バフェット氏は成功について彼らに語った。そのアドバイスの私的さと、同氏の技術的な話に対する明るさに、学生たちは驚かされた。

ある学生はUSA Todayに対し、バフェット氏が与えたアドバイスを明かした。「築いてきた人間関係や他者への扱いを、ビジネスに関する知識と置き換えることはできない」

過去ではなく、未来を見よう

バフェット氏

Paul Morigi / Stringer / Getty Images

「もちろん、今日の投資家が昨日の成長から利益を得ることはない」バフェット氏は1951年に書いている。同氏の言葉は何十年も経った今でも正しい。

バフェット氏は、過去のパフォーマンスにとらわれず未来の成長を見ることが、投資先を選ぶときには重要だとアドバイスしている。

値段が高ければサービスも良い、とは限らない

笑顔のバフェット氏

Getty Images / Jamie McCarthy

バフェット氏は、アクティブ投資よりもパッシブ投資を好む。

2017年の株主向けのレターで、バフェット氏は、裕福な人々はしばしば費用の高い投資コンサルタントを使って無駄な投資をしていると指摘した。

「人生のあらゆる側面で、経済的な豊かさは確かに最高の製品やサービスにつながっている」同氏は書いた。「そのため、金銭的な『エリート』は、誰でも数千ドルで手に入れることができる製品やサービスに、それ以上の大枚をはたくことがある」

バフェット氏は2016年のレターで、「規模の大小にかかわらず、投資家はコストの低いインデックス・ファンドにこだわるべきだ」と書いている。

群集心理を避けよう

ビル・ゲイツ氏とウォーレン・バフェット氏

Rick Wilking/Reuters

2004年、バフェット氏は「他人が貪欲になっているときは警戒しよう。他人が警戒しているときだけ貪欲になろう」と言っている。言い換えれば、安く買い、高く売れということだ。バフェット氏のアドバイスは、集団に流される危険性を指摘し、群集心理を避けよと警告している。

バフェット氏の長きにわたる戦略は、株はその価格が下がり、誰もが高値を取り戻せないのではないかと恐れているときに慌てて売るよりも、価格が高いときに売れということだ。

止め時を知ろう

バフェット氏

Bill Pugliano/Stringer/Getty Images

バフェット氏が10代で学んだのは、止め時を知ることの重要性だ。損失を出した後、若き日のバフェット氏は再起をかけたが、結果的に初期投資の2倍を失うことになった。

穴から抜け出そうとしてさらに深い穴に陥ることは、しばしば起こる。バフェット氏はこれ以上のトラブルを避けるため、ときにはあきらめることも必要だと言う。

お金にばかり気を取られない

バフェット夫妻

Brendan Hoffman / Getty

自分がどのくらいお金を持っているのか、そこに気を取られてばかりではいけないと、バフェット氏は言う。お金持ちになるのは素敵なことだが、一番大事なのは、どうやってそこに至ったか、誰がそれを助け、支えてくれたかだ。

バフェット氏は言う。「大学生たちにはこう伝えている。君たちがわたしの年齢になったとき、愛してもらいたいと思う人に愛されていれば、君は成功者だ、と」

[原文:Warren Buffett is worth $87 billion — here are 9 of his best pieces of advice on success]

(翻訳、編集:山口佳美)

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