給料から純資産まで! 一生のうちに訪れる、経済的な5つのピーク年齢

楽しそうな女性

アメリカでは、女性が最も稼ぐのは40歳前後。

Chris Jackson/Getty Images for Ascot Racecourse

  • 個人の経済状況は絶え間なく変化する。
  • しかし、消費や貯金、収入には、それぞれのピーク年齢がある。
  • 例えば、アメリカ人の平均的な女性が最も稼ぐのは、40歳前後だ。

個人の経済状況は絶え間なく変化する —— 幸福度と同じように。

そして精神状態同様、経済状況にもピーク年齢というものがある。

Business Insiderでは、アメリカ人の消費、貯金、収入に関するデータをまとめ、平均的にいつどんなピークが訪れるのか調査した。

それをビジュアル化したのが、このグラフだ。

グラフ

5つの経済的なピーク年齢がある。

Samantha Lee/Business Insider

以下、これら5つのピークについて、解説していこう。


25歳:支出が収入を上回る

ライブを楽しむ若者

Rich Fury/Getty

年齢に関係なく、散財の経験は誰にでもあるだろう。しかし、その傾向が最も強くなりがちなのが、20代だ。

アメリカの労働統計局のデータによると、25歳の税引前所得の平均は3万1000ドル(約330万円)で、年間支出は3万3000ドルだ。

つまり、負債を抱えるか、親からの支援を受けるかして、まかなっていることになる。

収入以上の生活を送るのは、好ましい習慣とは言えない。しかし、エントリーレベルの収入、高い家賃、奨学金の返済という苦しい状況にあっても、ミレニアル世代が支出を削り、貯金に回すことはないようだ。

40歳:自宅を購入する

一軒家

heschong/Flickr

Zillow Groupが出した2017年の住宅レポートによると、アメリカでは40歳で20万ドル(約2100万円)の住宅を購入する人が多い。

しかし、住宅購入者の42%は18歳~37歳のミレニアル世代だ。

また、多くが単身での購入ではない。住宅購入者の70%近くは既婚もしくはパートナーがいて、その世帯収入の中央値は8万7500ドルだ。

40歳:女性が最も稼ぐ

働く女性

Het Nieuwe Instituut/flickr

CNBCが引用したPayScaleの調査によると、アメリカでは女性の昇給スピードは、30歳前後まで男性を上回る。しかし、子どもを持ち始めると、そこから何十年もそのスピードは著しく低下する。

大卒女性の収入がピークを迎えるのは40歳前後で、その一般的な給料は約6万ドル(約630万円)だ。

PayScaleによると、アメリカ人女性が就いている職業で最も一般的なのは、看護師、小学校教諭、人材管理だ。

49歳:男性が最も稼ぐ

働く男性

Strelka Institute for Media, Architecture and Design/Flickr

一方、大卒男性の給料は、女性に比べて約10年長く上がり続ける。そのピークは49歳前後で、一般的な給料は約9万ドル(約950万円)だ。

アメリカ人男性が就いている職業で最も一般的なのは、ソフトウエア開発者、コンストラクション・マネジャー、システム・アドミニストレータだ。

59歳:年金口座が100万ドルを超える

笑顔のカップル

Tristan Fewings/Getty Images for Qatar Goodwood Festival

ミリオネアの地位を手に入れる一般的な方法は、時間をかけて貯金することだ。しかし、より収入の良い仕事に就いているときに貯金しておく方が簡単かもしれない。

ニューヨーク・タイムズが引用したフィデリティ・インベストメンツのレポートによると、100万ドルというマイルストーンに到達する平均年齢は、女性で58.5歳、男性で59.3歳。6桁の収入がある一般的な「401(k)ミリオネア」の年収は、女性で28万7700ドル(約3040万円)、男性で35万4600ドル(約3750万円)だ。

だが、401(k)ミリオネアになるために、必ずしも高額収入を得る必要はない。フィデリティによると、年収が15万ドル(約1580万円)以下でミリオネアになるには、継続的な貯金と株式市場への投資がカギとなりそうだ。

65~70歳:純資産が最高額に達する

葉巻をたしなむ男性

Alan Crowhurst/Getty Images for Ascot Racecourse

アメリカでは純資産が最高額に達するピーク年齢は60代後半、もしくはリタイアする頃だ。

Wallet Hacksによると、65歳~69歳のアメリカ人の住宅資産を含む純資産の中央値は19万4226ドル(約2050万円)で、素晴らしい数字とは言えない。

リタイア生活に入って銀行口座を枯渇させないためには、口座から引き出す金額は多くても年間4%以内に収めなければならない。19万4226ドルの4%ということは、年に7769ドル(約82万円)もしくは月に650ドル(約6万9000円)だ。

社会保障の給付金を合わせても、退職後のアメリカ人は平均して月2000ドル(約21万円)で生活していることになる。

[原文:Here are the ages you financially peak at everything throughout life — from salary to net worth]

(翻訳、編集:山口佳美)

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