Daniel Brown/Business Insider
テキサス州フォートブリスにある広大なビグズ陸軍飛行場(Biggs Army Airfield)は様々な軍用ヘリコプターであふれていた。アパッチ、チヌーク、そして、ブラックホーク。
シコルスキーが開発したブラックホークは、1978年に初めてアメリカ陸軍のヘリコプターとして導入され、以降、数回のアップグレードが施されている。現在、4000機以上が29カ国で使用されている。うち2135機はアメリカにある。
ブラックホークは極めて汎用性の高い機体で、攻撃の指揮、兵員や物資の輸送、負傷した兵士の救助、指令センターとしての機能などを果たす。
今回は負傷者の救助を行うHH-60Mメデバック(MEDEVAC)・ブラックホークを見てみよう。
アメリカ陸軍は2012年にHH-60Mメデバック・ブラックホークを導入。
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任務は4人体制。操縦士、副操縦士、衛生兵、そして機長。
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最大速度は時速約162マイル(約260キロメートル)。
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航続距離は275海里(約510キロメートル)。
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案内してくれたのはシェーファー機長。機首の下には、タロン(Talon)サーマル・イメージング・システム。
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army-technology.comによると、タロンは「監視、偵察、目標捕捉および追跡、部隊防護、捜索救難(SAR)活動」に使用される。
レスキューホイストは最大9000ポンド(約4100キログラム)を吊り上げることができる。
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コックピット。4つの多目的ディスプレイが並ぶ。
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負傷者を6人、完全武装の兵士なら最大11人を運べる。
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救急キットを搭載。
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旧型のブラックホークも見せてもらった。指令センターとして使用される機体。
機体の上に登った。
Mike Brantley
ローターの上部。
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エンジンはゼネラル・エレクトリック製T700-GE-701E。
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横から見たところ。
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(翻訳:Ito Yasuko/編集:増田隆幸)