巨大なクマのぬいぐるみから、トイレの足置き台まで、何でもある。
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- コストコには、たまに変わった商品が置いてある。
- なかには、従業員でさえ驚いた商品もある。
- 従業員に、自分の店で見かけた珍しい商品について聞いた。
コストコは、大量のお買い得商品、豊富でおいしいフードコートのメニューが売り。そしてたまに、単純にビックリしてしまうような商品を販売している。
もちろん、旅行や自動車も扱っているので、予想もつかない商品を売っていても特に驚くべきことではないだろう。
例えば、“この世の終わり”のような大災害に備えた、家族1年分の非常食セットもある。1ガロン(約3.8リットル)入りのマヨネーズもある。さらにコストコは美術品販売にも乗り出していて、2012年にはアンリ・マティスの作品を販売した。
我々はアメリカ各地のコストコ従業員に話を聞き、これまで店で見た中で最も意外な商品を教えてもらった。
コストコには、葬儀関連商品の専門コーナーがある。アリゾナ州、イリノイ州、オハイオ州、ワシントン州で働く4人は、最も驚いた商品として「棺桶」をあげた。「他の店に比べて安い」とイリノイの従業員は付け加えた。
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ニュージャージー州プリンストンの従業員は、カヤックをあげた。他にも、スタンドアップ・パドル・サーフィン用のボード、空気で膨らませるサン・デッキ、パックラフト(空気で膨らませるカヌーのようなもの)などを販売している。
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婚約指輪を買いに行く店というイメージはないが、実際にはかなりの品揃えがある。カリフォルニア州サンディエゴの従業員は「5万ドル(約530万円)の指輪」が売られていたと語った。同州ローズビルの従業員も、2万1000ドル(約220万円)の指輪と3500ドル(約37万円)の腕時計をあげた。
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ミネソタ州とアイオワ州の2人は、“この世の終わり”のような非常時に備えたフリーズドライ食品をあげた。Business Insiderは以前、6000ドル(約64万円)のサバイバル・キットを紹介した。4人家族の1年分の非常食で、自然災害の増加が背景にある。
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ハワイには、小さくて「かわいい」容器のサワークリームに驚く従業員がいた。コストコといえば、大容量の商品で知られているからだ。
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オハイオ州の従業員があげたのは、ミツバチの巣箱。コストコのユーザーで、ユーチューバーのスターリング・W氏も同様に「ミツバチの巣箱を売っているのはすごくクール。ハチのことは全く知らないが、とてもカッコいい」とコメントしている。
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アリゾナ州の従業員は、赤ちゃん用おしり拭きの大人版「DUDE Wipes」をあげた。
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ネブラスカ州の従業員はかつて、2万ドル(約210万円)のピアノが販売されているのを見たと語った。しかも、ピアノはただ置かれているだけではない。従業員や客が演奏して楽しんでいる様子がユーチューブにいくつも投稿されている。
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大容量の商品で知られるコストコでも、樽に入った酒が置かれていることはそうそうない。だから「巨大なウィスキーの樽」には驚いたとアリゾナ州の従業員は答えた。
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シカゴの従業員は、コストコ名物の身長約240センチのテディベアをあげた。しかし、それ以上に驚きなのは、このクマに熱烈なファンがいること。Business Insiderは以前、このぬいぐるみには「ウィキペディアに独立した項目」まであり、さらに「インスタグラムには、#CostcoBearというハッシュタグがついた投稿が1万5000件以上ある」と伝えた。
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出典 : Business Insider
だが何と言っても最もユニークな商品は、トイレの足置き台「スクワティポティー(Squatty Potty)」だ。我々が取材した従業員のうち7人があげた。ワシントン州、オレゴン州、ミネソタ州、アリゾナ州、テキサス州、そして勤務歴25年のベテラン従業員が、これまで店で見た中で最も驚いた商品にあげた。「冗談だろうと思った」とワシントン州の従業員は語った。
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[原文:Costco employees pick the 11 most surprising items the wholesale retailer sells]
(翻訳:高橋朋子/ガリレオ、編集:増田隆幸)