ミレニアル世代が拒否してきたファッションが復活

グッチのロゴ入りTシャツを着たNBAのウィリー・コーリー=ステイン(Willie Cauley-Stein )選手。このTシャツは定番アイテムになった。

グッチのロゴ入りTシャツを着たNBAのウィリー・コーリー=ステイン(Willie Cauley-Stein )選手。このTシャツは定番アイテムになった。

Jerritt Clark/Stringer

  • 派手なロゴが復活した。
  • グッチやカルバン・クラインといったブランドが、ロゴを強調したデザインを復活させ、若者たちが夢中になっている。
  • パイパー・ジャフレーが4月10日(現地時間)に発表した半期ごとの10代の消費動向調査によると、チャンピオンやトミー・フィルフィガーといったロゴを強調したブランドを購入する10代が急増している。

ロゴの復讐が始まった。

かつて、ロゴを強調するファッションは、ミレニアル世代に拒否されたが、今、流行の最先端に戻ってきた。

グッチやカルバン・クラインといったブランドが、ロゴを強調したデザインを復活させ、瞬く間に若者たちを夢中にさせた。投資銀行パイパー・ジャフリー(Piper Jaffray)が4月10日(現地時間)に発表した半期ごとの10代の消費動向調査によると、チャンピオンやトミー・ヒルフィガーといったロゴを強調したブランドを購入する10代が急増している。

このトレンドは90年代ファッションの復活が牽引したもの。例えば、カルバン・クラインは昔のファッションを再発売している。2018年1月、カーダシアン&ジェンナー(Kardashian-Jenner)姉妹を起用した同社の広告キャンペーンでは、ロゴとブランド名が大きく目立っていた。

他のメジャーブランドも後に続いている。直近の決算報告において、ラルフローレン、ゲス、アバクロンビー&フィッチは、ロゴを強調したトレンドに力を入れていると強調した。CNCBが伝えた

「秋コレクション、ホリデーシーズン・コレクションで明らかなように、ロゴやブランドに焦点を当てている。ポロベアのセーター、クレスト・エンブレムやスキー柄など、当ブランドの象徴的なシンボルをあしらったアイテムはベストセラーになった」とラルフローレンのCEOパトリス・ルーベ(Patrice Louvet)氏は2月に語った。

ギャップも同様だ。同社は1月、ロゴをテーマにした服やアクセサリーのコレクション「Archive Reissue - Logo Remix」を発売すると発表した。

ロゴを復活させたブランドを見てみよう。

グッチ:Tシャツ 590ドル

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Gucci


アディダス:Tシャツ 30ドル

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ASOS


ギャップ:パーカー 79ドル95セント

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Gap


リーバイス:Tシャツ 29ドル50セント

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Urban Outfitters


フィラ:Tシャツ 40ドル

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Urban Outfitters


トミー・ヒルフィガー:スウェットパンツ 49ドル

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Urban Outfitters


ゲス:ハンドバッグ 74.99ドル

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Guess

※セール価格

コーチ:クラッチバッグ 295ドル

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Coach


カルバン・クラインは、新作コレクションと広告キャンペーンでロゴとブランド名を前面に押し出した。

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Facebook/Calvin Klein

出典:Business Insider

[原文:Abercrombie & Fitch, Adidas, and Gap are resuscitating a trend that millennials have rejected for years

(翻訳:Setsuko Frey、編集:増田隆幸)

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