2段ベッド、子どもの遊び場、診療室……エアバス、貨物室に組み込むモジュールを開発

2段ベットの実物大模型。

2段ベットの実物大模型。

Airbus

  • エアバスはフランスの航空機器メーカー、ゾディアック・エアロスペース(Zodiac Aerospace)とともに、A330ファミリー向けの寝台モジュールの開発に取り組む。
  • 客室の下の貨物室に組み込まれる寝台モジュールは、2段ベッドを備えている。
  • 両社はまた、子どもの遊び場、バー、診療室、会議室などのモジュールも計画している。

4月10日(現地時間)、エアバスはA330とA350向けの寝台モジュールの開発に取り組むと発表した。2段ベッドを備えた寝台モジュールの開発は、座席製造メーカーのゾディアック・エアロスペースと共同で行う。

さらに、両社は滑り台のある子どもの遊び場、診療室、バー/ラウンジ、会議室などのモジュールの開発計画を明らかにした。

子どもの遊び場(左)と診療室(右)の予想図。

子どもの遊び場(左)と診療室(右)の予想図。

Airbus

エアバスは、2020年までにワイドボディのA330ファミリーにこれらのモジュールを組み込めるようにする計画。また新型のA350XWBへの導入も検討している。

※ワイドボディ:客室内に通路が2つある機体

「この取り組みは、空の旅での乗客の快適さを変革するための第1歩となる。実物大模型に対して、すでに複数の航空会社から極めて前向きな反応を得ている。プロジェクトにゾディアック・エアロスペースとともに取り組めることを光栄に思っている。顧客に新しい体験を提供し、航空会社に新しい価値をもたらしたい」と同社キャビン&カーゴ・プログラムの責任者、ジェフ・ピナー(Geoff Pinner)氏は語った。

ラウンジ(左)と会議室(右)。

ラウンジ(左)と会議室(右)。

Airbus

エアバスは、モジュールを新機体と既存機体の両方に組み込んでいく予定。

モジュールはA330の客室の下にある貨物室に組み込まれる。モジュールは通常の貨物コンテナと交換可能なため、既存の貨物室や貨物積載システムを変更する必要はない。

エアバスとゾディアックは、客室の下の寝室にはすでに経験がある。実際、エアバスA330とA340は、乗務員の休憩エリアを客室の下に設けることができる。

エアバスA340-600の客室の下にある乗務員の休憩エリア。

エアバスA340-600の客室の下にある乗務員の休憩エリア。

Hollis Johnson

[原文:Airbus wants to add bunk beds, playground slides, and hospital rooms to its new planes

(翻訳:Setsuko Frey、編集:増田隆幸)

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