Mark Makela / Reuters
- サウスウエスト航空1380便が緊急着陸した事故で、死亡した乗客の身元がジェニファー・ライアダンさん(43歳)と判明した。
- ライアダンさんはウェルズ・ファーゴのコミュニティー・リレーション部門のバイスプレジデントだった。
- ライアダンさんには夫と2人の子どもがいる。
17日(現地時間)、アメリカのニューヨーク発テキサス州ダラス行きのサウスウエスト航空1380便が緊急着陸した事故で、死亡した乗客の身元がニューメキシコ州アルバカーキのジェニファー・ライアダン(Jennifer Riordan)さんであることが分かった。
AP通信によると、彼女の子どもたちが通うアルバカーキ・カトリック・スクールの校長補佐が保護者向けに送ったEメールから、犠牲となった乗客がライアダンさんだと判明した。
ライアダンさんは、2008年からウェルズ・ファーゴでコミュニティー・リレーション部門のバイスプレジデントを務めていた。彼女のリンクトインのページによると、ライアダンさんは同銀行の広報、社内コミュニケーション、地域社会への貢献などを担当していた。
ウェルズ・ファーゴの前は、シティ・グループで同様の役職に就いていた。ライアダンさんはニューメキシコ大学の卒業生だ。
ライアダンさんの死亡は、国家運輸安全委員会(NTSB)のロバート・サムウォルト(Robert Sumwalt)委員長の会見で判明した。その1時間後、サウスウエスト航空のCEOゲイリー・ケリー(Gary Kelly)氏も、ビデオ・メッセージとプレスリリースで、乗客1人が死亡したと認めていた。しかし、どちらもライアダンさんの身元は明かしていなかった。
サウスウエスト航空1380便は、ニューヨークのラガーディア空港からテキサス州ダラスにあるラブフィールド空港へ向かう途中、左エンジンにトラブルが発生。ペンシルベニア州のフィラデルフィア国際空港に緊急着陸した。
乗客7人が負傷したが、死亡したのはライアダンさん1人だ。
(翻訳、編集:山口佳美)