イケアの家具を組み立てるシンガポールの南洋理工大学のロボット。2018年4月17日。
Reuters/NTU
- シンガポールの研究者たちが、イケアの家具を組み立てられるようロボットをプログラミング。
- ロボットは約20分で完璧にイケアの椅子を組み立てた。
2台のロボットは、多くの人が嫌がる作業をマスターした。イケアの家具の組み立てだ。
シンガポールの南洋理工大学のチームは、2台のロボットをプログラミング。ロボットは約20分で、イケアが25ドルで販売している椅子「ステーファン」を組み立てた。
ロイターによると、研究者たちは3年をかけてロボットが自動的に部品を選び、つかんで、ボルトでつなぐようプログラミングした。
アーム、グリッパー、センサー、3Dカメラで構成されたロボットは、組み立て前に部品を3秒で適切な位置に置いた。
イケアの家具の組み立ては、ストレスフルな作業と言われ、ときにパートナーとの喧嘩の原因になる。だがAIのおかげで、過去のものになりそうだ。
(翻訳、編集:増田隆幸)