GW最終日の法則:「マッチングアプリ登録者が増える」、でも海外共通の特異日は“あの日”だった

海

ゴールデンウィーク、誰と過ごしましたか?

Shutterstock / Ditty_about_summer

ゴールデンウィーク最終日。今年もなにも生産性のあることはせず、ダラけて過ごしてしまった。

学生時代の友だちに会うと、恋人や結婚の話になったりもする。別に意識しているわけじゃないけど、連休の最後の方になるとついつい開いてしまう、マッチングアプリ……。

こういう経験をしている人は私だけではないのでは?

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登録者が1番増えるのは1月3日

連休最終日にはマッチングアプリの利用者が増える」と語るのは、マッチングアプリ大手のペアーズを運営するエウレカ社 取締役 CPO/CMOの中村裕一さんだ。ゴールデンウィークに限らず、お盆や年末年始などにもユーザー数の伸びが見られるという。

これは日本に限らず、他の国も同様だそう。海外は日本ほど「お正月」の概念はないはずなのに、世界的で見ても1月3日が1年の中で一番マッチングアプリのユーザー登録数が増える日だという。

理由を聞いてみると、連休中に実家に帰った時に地元の友だちから薦められる、休日に学生時代の友だちと会って薦められて始める、というパターンが多いそうだ。

「実家に帰った時、恋人のいる友だちに会ったり、友人に子どもができていたり、親から『いつ結婚するんだ』と言われたり。そういう出来事があって、出会いの一つの手段として、ペアーズに限らずオンライン・デーティングサービスの利用者は連休最終日に伸びる傾向があるようです」

連休明けに恋人をつくるには……?

海とカップル

Shutterstock / SunKids

「連休最終日、無性に恋人が欲しくなる症候群」に陥っているのは私だけではないと知ってホッと一息。

中村さんは、ペアーズが始まった6年前に比べて、オンライン・デーティングは選択肢として当たり前になってきている、と感じるそうだ。

ペアーズでは実際にペアーズを通じて結ばれたカップルをモデルとして起用した広告キャンペーンを打っている。

2017年の夏は出演したカップルが3組、2018年の2月は14組、そして2018年の5月からのキャンペーンでは参加したカップルが過去最大の88組。短期間で飛躍的な伸びを見せており、オンラインで恋人を見つけるのは恥ずかしいこと、という風潮は薄れてきている、と中村さんは語る。

でも、登録すればすぐに“意中の人”に出会える訳ではないですよね?

ということで、中村さん、マッチングアプリで恋人をつくるコツも教えてもらえませんか?

まずはマッチングアプリに登録する時には自分のプロフィールを書く訳だが、そこにコツがあるという。

「単に『よろしくお願いします』だけではなく、相手がリプライしやすいような共通点とか、何かを一緒にやってみよう、と相手がイメージできるようなプロフィールを心がけてもらえると、マッチング率は上がるかなと思います」(中村さん)

プロフィールを完成させるのが面倒くさい人は「コミュニティ」に参加するのも成功率をあげるそうだ。ペアーズには、ユーザーが作り、気軽に入ったり出たりできる「コミュニティ」という機能がある。

ジャンルもさまざまで、「ボルダリングが好き」「カフェ巡りがしたい」といった趣味的なものから、「バツイチも恋愛対象」「異性の友達はいません・少ないです」といった、相手の嗜好・考え方がわかるものまで。

「ペアーズを介して恋人になった方、約13万人以上の中だと、みなさん平均して20〜30のコミュニティに入っていますね」(中村さん)

必勝法は連休初日から利用すること

さらに「連休明けの恋人づくり必勝法」を尋ねると、中村さんがひとこと。

連休最終日に恋愛したいなと思うことがわかっているのなら、やはりゴールデンウィークの初日から利用することが効率的ではあるかな、と」

エウレカ中村さん

「せっかくだったら、連休初日から」。さらりと残酷な宣告をする、エウレカ取締役 中村裕一さん。

なんと、そもそも開始時期から戦略を見直せ、と。ペアーズの場合、ほとんどの人は使い始めてから1日以内、女性は平均して5〜6時間で初めてのマッチングが成立するという。そこからすぐにメッセージを交換し、デートまで約束できるのは時間が空いている連休中ならではだ。

「最終日に始めると次の日から仕事が始まって忙しくなってできないということも多いので……」

「連休最終日に登録される方は、気持ちが燃え上がって(アプリを)始めるところがあるので、普通のユーザーさんよりも(連休後の)利用時間は短いかもしれないです」(中村さん)

私が熱しやすく冷めやすいところも、マッチングアプリには見透かされているようだ。

(文・写真、西山里緒)

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