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- ウォルマートは2002年に西友と提携、2008年には完全子会社化した。
- アメリカ人から見ると、西友はウォルマートと驚くほど似ているようだ。
- アメリカ人が捉えた西友の姿を見てみよう。
店名は違っているが、西友での買い物は、ウォルマートでの買い物と多くの点で似ている。
ウォルマートは2002年、西友と提携、2008年に完全子会社化した。店舗の名前はそのままだが、ウォルマートの子会社だ。
西友の設立は1963年、ウォルマートが参画するはるか以前のこと。2018年1月には楽天との提携を発表、2018年後半からネットスーパーの運営を開始する。
日本の西友とアメリカのウォルマートには多くの類似点がある。1つは販売されている商品。日本の店舗でもアメリカン・ビーフ、コカ・コーラ、スニッカーズ、キット・カットなどが販売されている。しかしキット・カットなどは、抹茶や紅いもなど、アメリカでは入手できない種類も販売されている。
日本のスーパーマーケットは申し分なく清潔で、きれいに整頓されており、西友も例外ではない。また店内には明るい蛍光灯と広い通路があり、アメリカのウォルマートを思い起こさせる。
アメリカ人から見た“日本のウォルマート”を見てみよう。
ウォルマート・ジャパンの店舗は「西友」という名前で運営されている。ウォルマートは2002年、西友と業務提携、2008年に完全子会社化した。
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2002年の業務提携発表時。
店舗は巨大で、多くが24時間営業。アメリカのウォルマートのように、小規模なショッピング・センターの中にもある。
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青果物コーナーは、アメリカと非常によく似ており、サインの一部は英語。店内の配色もよく似ている。
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価格はアメリカと同様に明るい黄色の背景で表示されている。価格を目立たせることに注力している。
おすすめ品のコーナー。ホールのチーズケーキが約500円。
ケーキやクッキー、パンもある。
フードコートもある。
フードコートには、ラーメンや寿司もある。
スターバックスがある店舗も。
巨大な自動販売機もある。
様々な種類の炭酸飲料を販売している。
クレーン・ゲームのようなゲーム機もよく置かれている。
アメリカの多くのウォルマートにも似たようなゲーム機がある。
[原文:These photos reveal what it's like to shop at Walmart in Japan (WMT)]
(翻訳:Setsuko Frey、編集:増田隆幸)