メルカリ創業者の山田進太郎会長(2017年12月撮影)。
撮影:今村拓馬
CtoCの個人売買サービスなどを展開するメルカリが5月14日、東証マザーズ市場への上場が承認された。上場予定日は6月19日。
メルカリは近年、国内でもっとも注目すべきユニコーン企業(評価額が10億ドル=約1000億円以上の企業をさす言葉)の1社として、過去何度となく「上場」の噂が取りざたされてきた。
メルカリのアプリダウロード数推移。
メルカリ
Business Insider Japanでは、2018年1月に、メルカリの事業を紐解く連続特集をまとめている。
約1カ月後の上場を控えたいま、創業者で代表取締役会長の山田進太郎氏の頭の中にある、メルカリ上場のその先、そして世界制覇計画は一体どういったものなのか? 山田会長への独占インタビューから、研究組織「R4D」の姿、次世代のメルカリを支える「新卒採用」まで、ここで紹介する独自取材記事5本は、2018年のメルカリがめざす姿の理解に役立つ情報になるはずだ。
・メルカリ山田会長が語る「世界進出の先鞭に」——1社が成功すれば状況は変わる
・メルカリの凄すぎる“ゴールデンチーム経営陣”全覧、なぜ業界有名人が集結するのか
・メルカリの「戦略」を知る5つの質問、研究組織「R4D」が目指す“世界の当たり前”とは?
・メルカリの研究開発組織「R4D」とは何か? シャープや落合陽一ら参画、「先進技術の社会実装」目指す
・メルカリ内定時期から昇給、一律初任給廃止——内定者にも研修費用、新卒採用一気に増やす
(文・伊藤有)