東京・六本木の六本木アカデミーヒルズで6月19日、MITメディアラボ所長の伊藤穰一氏ら国内外で活躍するイノベーターたちが登壇するイノベーションカンファレンス「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2018 TOKYO」(NCC2018)が開催される。
2005年から開催を続けて17回目となる今回のテーマは「テクノロジーの進化がもたらすレギュレーション維新」。
仮想通貨やブロックチェーン、医療、人工知能(AI)、そしてビッグデータと表裏一体のプライバシーといったイノベーションの材料を扱うとき、大きな課題になるのが適切な「規制」。
NCC2018は、新領域のビジネスを語る上で避けては通れないこの問題を、日本の国内事情、そして諸外国での最新実例を知る研究者らが一堂に会して語るイベントだ。レセプションパーティーでは、スピーカーらとの交流もできるとのこと。
プログラム詳細は公式サイトで公開中、参加チケットは3万円で発売中。
日時:2018年6月19日(火) 9:00開場、9:30開演
共催:株式会社 デジタルガレージ、株式会社 カカクコム、株式会社 クレディセゾン
場所:六本木ヒルズ森タワー49F 六本木アカデミーヒルズ
テーマ:テクノロジーの進化がもたらすレギュレーション維新 〜Governance of Regulations and Innovations〜
技術革新を生み出す企業やスタートアップが規制とどのように向き合っているか、一方で規制当局は進化し続けるテクノロジーに対しどのような取組みを行っているのか。金融、医療、メディアといった様々な分野から、規制当局と新技術を持つ企業を招き、AI(人工知能)、ブロックチェーン、バイオテクノロジー、5Gといった新しい技術を社会に浸透させていくためにふさわしいルールづくりを議論します。
チケット価格:一般 3万円(税込)
プログラム
基調講演1 伊藤 穰一(株式会社デジタルガレージ 共同創業者 取締役/MITメディアラボ所長)
Session1 規制とイノベーション
イノベーションの推進に向けた日本版レギュラトリー・サンドボックス(仮)
レギュラトリーサイエンスの実効性
規制手段の多様性と技術発展 〜人工知能を事例として〜
基調講演2 インターネットの歴史に学ぶ、政策とルール 村井 純(慶應義塾大学 環境情報学部 教授
Session2 データとプライバシー
今の時代、あるべき個人情報の扱い方とは
ヘルスケア領域におけるデータ管理
Session3 メディアの中立性
ソーシャルメディア時代の報道の中立性
ソーシャルメディア上の情報との付き合い方
Session4 FinTechの未来
カンボジアのFinTech振興政策
中国におけるFinTechと規制
金融業界における規制とイノベーション
レセプションパーティー
※プログラム内容は最新のものとは異なる可能性があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。