『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のロン・ハワード監督。
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- 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』が先週末、アメリカなどで劇場公開された。オープニングの興行収入は推計1億300万ドル(約112億円)、1億3000万ドルの予想に届かなかった。Deadlineが5月28日(現地時間)に伝えた。
- ロン・ハワード監督は予想を下回ったことに対し、ツイッターで「予想は外れた。だがパーソナルベストを更新した」と述べた。
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は戦没将兵記念日(5月28日)を含んだ週末の興行収入予想を下回った。だがロン・ハワード監督は、あまり気にしていない。
5月28日(現地時間)、『ハン・ソロ』は連休となった週末の興行収入予想1億3000万ドルに届かなかったとDeadlineは伝えた。『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ作品である本作のオープニング4日間の興行収入は推計1億300万ドル、3日間の興行収入は8480万ドルとなった。
前日の27日、ロン・ハワード監督はオープニング3日間の興行収入予想について、ツイッターでファンからの質問に応えた。
「予想は外れた。だがパーソナルベストを更新した。#SoloAStarWarsStoryの公平なフィードバックを確認してほしい。そして映画館で観てほしい!」と監督はツイートした。
Box Office Mojoによると、『ハン・ソロ』のオープニング3日間の興行収入8480万ドルは、ロン・ハワード監督のパーソナルベスト。2006年に『ダ・ヴィンチ・コード』で記録した7700万ドルを上回った。
ハワード監督が本作の監督に決定したのは、2017年6月。ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ氏が「創作面でのビジョンの違い」からフィル・ロード氏とクリストファー・ミラー氏のコンビを降板させたあとのことだ。
ハワード監督による追加撮影などで、製作費は2億5000万ドルを超えたとVarietyは伝えた。収益ラインは、マーケティングコストなどを考慮すると、5億ドルとなりそうだ。
(翻訳、編集:増田隆幸)