少なくとも44人が犠牲に —— 地中海で難民の乗ったボートの沈没事故が相次ぐ

難民

救助活動中、溺れないよう必死に耐える難民(2017年4月、リビア沖)。

Reuters

  • チュニジアとトルコで先週末、難民の乗ったボートが沈没する事故が相次ぎ、少なくとも44人が溺死した。
  • また、別の沈没事故では小さなボート11艘に乗っていた難民のうち1人が死亡、少なくとも240人がスペインの沿岸警備隊によって救助された。
  • 2018年に入って5月28日までに、少なくとも1178人の難民が死亡、このうち少なくとも660人が地中海で命を落としている。

チュニジアとトルコでそれぞれ難民の乗ったボートが沈没する事故が発生し、少なくとも44人が死亡した。複数のメディアが報じた。

ロイターによると、3日(現地時間)に発生したチュニジア沖の事故では少なくとも35人が死亡、67人以上が救助された。ボートにはチュニジア人など約180人の難民が乗っていて、救助活動の最中に沈没したという。

2日にはトルコのアンタルヤの沖合で高速ボートが沈み、9人が死亡、6人が救助された。地元メディア、アナドル通信社が報じた

また、別の沈没事故では、小さなボート11艘に乗っていた難民のうち1人が死亡、少なくとも240人がスペインの沿岸警備隊によって救助された。彼らはアフリカ大陸から来たという。

国際移住機関(IOM)によると、2018年に入って5月28日までに、世界全体では少なくとも1178人の難民が死亡、このうち少なくとも660人が地中海で命を落としている。

イタリアとチュニジアの間で少なくとも385人が、スペインとアフリカ北部の間で少なくとも235人が死亡している。

サハラ以南のアフリカや中東から地中海を渡ろうとする多くの難民は、貧困や迫害、暴力的な紛争から逃れてきた人々だ。

[原文:At least 44 migrants drowned off the coasts of Tunisia and Turkey]

(翻訳、編集:山口佳美)

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