ロシアのプーチン大統領とFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長。
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- ロシアのプーチン大統領は健康マニアだ。大統領は毎日、1日2時間をスポーツにあてていると言う。
- FIFAワールドカップ開幕を前に、プーチン大統領は史上最も才能があると考える3人のプレーヤーの名前を挙げた。
プーチン大統領を語る上で、"スポーツ"は欠かせない。
上海協力機構(SCO)首脳会議に出席するための訪中を前に、中国メディアのインタビューに応じたプーチン大統領は、その溢れんばかりの情熱を明かした。
タス通信によると、プーチン大統領は毎日、1日2時間をスポーツにあてていると言う。水泳、柔道、ホッケーなど、好きなエクササイズは多岐に渡る。
「2時間から2時間半を毎日、スポーツに捧げている」大統領は語った。
ジムやプールでエクササイズをするだけでなく、柔道好きなプーチン大統領にはスパーリング・パートナーもいると言う。
「ホッケーもプレーするが、思うほど頻繁にはできていない」大統領は言った。「実際、"プレーする"と言えるほどではないが、努力している」
プーチン大統領はサッカーを好きなスポーツの1つには挙げなかったかもしれないが、FIFAワールドカップの自国開催を前に、史上最も才能があると考えるサッカー選手を尋ねられた。
すると、大統領は3人のプレーヤーの名前を挙げた。
プーチン大統領と"神の子"マラドーナ(2017年、FIFAワールドカップのイベントにて)。
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その1人がマラドーナだ。1986年のワールドカップ・メキシコ大会でアルゼンチン代表チームのキャプテンを務め、大会最優秀選手にも選ばれた。
FIFAワールドカップで3度優勝した唯一の選手で、ブラジル歴代最多ゴール記録を持つペレの名前も挙がった。
そしてプーチン大統領は、ディナモ・モスクワのゴールキーパーで、1950年代から1960年代にかけてソ連代表にも選ばれたレフ・ヤシンを挙げた。
ワールドカップに4度出場し、サッカー史上最高のゴールキーパーの1人と考えらえているプレーヤーだ。
握手するプーチン大統領と"サッカーの王様"ペレ(2017年、FIFAコンフェデレーションズカップの試合を前に)。
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FIFAワールドカップは6月14日、グループAの開催国ロシア対サウジアラビアの試合で開幕する。
[原文:Putin says he dedicates 2 hours a day to sports — and he named these footballers as his favourites]
(翻訳、編集:山口佳美)