ニューヨークでモデル3に試乗。
Hollis Johnson/Business Insider
- モデル3は、テスラにとって初めてのマスマーケット向け車種。
- 価格は3万5000ドルから。だが、ベースモデルに必要な小型バッテリーパックは年末まで製造されない。
- 現在、4万4000ドルのロングレンジモデルのみ入手可能。我々が試乗したのはオプションを含めて5万7500ドルのモデル。
- モデル3は、ミニマルなインテリア、先進的なインフォテインメント・システム、オートパイロットなど、極めて魅力的な特徴を備えている。
最近では、テスラ モデル3よりも印象的だった車はない。
モデル3はテスラにとって初めてのマスマーケット向け車種。同社はここ10年、高級EVマーケットで優位に立ってきた。
Business Insiderは最新のモデル3でニューヨークを数時間ドライブする機会を得た。
我々は、これまでにモデルSとモデルXに試乗した。そのためモデル3にもすぐに慣れた。
モデル3のベースモデルは、航続距離220マイル(約350キロメートル)、価格は3万5000ドルから。だが、ベースモデルに必要な小型バッテリーパックは年末まで製造されない。
そのためテスラは現在、航続距離310マイル(約500キロメートル)のロングレンジモデルのみを販売している。我々が試乗したロングレンジモデルは4万4000ドルから、オプションを含めると5万7500ドル。
7万8000ドルの高性能4輪駆動モデルは、間もなく出荷される。
期待どおり、テスラはクールで魅力的な機能を、極めて「手頃」な価格で提供している。徹底的にミニマルなインテリアから、アプリを使ったコントロールシステムまで、すべてがクール。
テスラ モデル3の最も印象的な特徴を見てみよう。
モデル3の内装は、徹底的にミニマル。ボタンがない。デザインはシンプルかつ機能的。
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ほぼすべての操作を、15インチのタッチスクリーンで行う。ここが車の頭脳。インストルメント・パネルをすべて置き換えた。
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FMとインターネットラジオが選択可能。サウンドは素晴らしい。
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ステアリングホイールに付いた2つのスクロールボタンで、ボリュームからミラーの調整まで、あらゆる操作を行う。
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15インチディスプレイは、バックカメラの映像を大画面で写し出す。画質も良好。
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最新のオートパイロットは、5000ドルのオプション。試乗車には搭載されていた。基本的には、極めて先進的なクルーズコントロールシステム。作動中はシステムがアクセル、ブレーキ、ハンドルを操作する。ハイウェイでは快適だった。だが、つねに周囲に注意しておくことを忘れずに。
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エアコンの送風口は目立たない。ダッシュボードの細長い隙間が送風口になっている。とてもクール。
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空調のコントロールもタッチスクリーンで行う。
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キーもスタートボタンもない。運転を始めるときはアプリを使う。さまざまな機能の操作も可能。
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緊急時や駐車場係に渡すためのカードキー。Bピラーにかざすとドアを開錠でき、センターコンソールにかざすと発進できる。
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充電ドック。センターコンソールには2台分の充電ドック。1つはiPhone用、もう1つはアンドロイド用。
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グラスルーフ。ニューヨークの高層ビルの見事な景観が楽しめた。
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(翻訳:Makiko Sato、編集:増田隆幸)