ゴールドマン・サックス、100万回のシミュレーションでW杯決勝トーナメントを予想

サッカー

Reuters / Wolfgang Rattay

  • 2018FIFAワールドカップ ロシアが、6月14日に開幕する。
  • ゴールドマン・サックスはAIを活用して優勝チームを予想した。予想では、20万の統計モデルを使い、100万回のシミュレーションを行った。

メッシはかつて「サッカーでは、才能や優雅さは、厳密さや正確さがなければ意味がない」と語った。

ゴールドマン・サックスは、2018 FIFA ワールドカップの勝敗予想をした際に、この言葉を心に刻んだらしい。

同社は20万の統計モデル、チームに関するさまざまなデータ、個々の選手の貢献度をAIを使って分析、100万回のシュミレーションを行って、ワールドカップの勝敗を予想した。

下のトーナメント表は、ゴールドマン・サックスの予想を反映したもの。国名の横の数字は得点数。AIによる膨大なシミュレーションに基づいた、各試合の予想得点を示している。

ゴールドマン・サックスによる予想

Goldman Sachs

「我々はAIを活用して結果を予想した。なぜなら、AIは従来の予想方法に比べると、より正確な予想を導き出すために多数のシミュレーションを行うことができる」と同社インターナショナルリサーチチームのストラテジストは顧客向け文書に記した。

以下は、ゴールドマン・サックスのデータからの抜粋。

  • ブラジルが6度目のタイトルを手にする。決勝の相手はドイツ。スコアは、1.70 vs 1.41。
  • 一方、フランスはドイツより優勝確率は高いが、準決勝でブラジルと当たるため、タイトルには手が届かない。
  • イングランドは準々決勝に進出するものの、ドイツに敗れる。
  • スペインアルゼンチンは、振るわない。両国とも準々決勝で敗退。
  • ロシアは開催国だが、グループステージを通過できない。
  • サウジアラビアが意外な活躍。ロシアに代わって、グループAを通過する。

だが、サッカーは極めて予測不能なスポーツ。ゴールドマン・サックスの予想を超えたシナリオが展開されるだろう。だから予想の最後には、以下のような免責条項が記されていた。

「我々は、最先端の統計手法を注意深く用い、また数多くの情報を考慮して、試合結果を予想した。だが、予想は極めて高い不確実性を含んでいる。なぜなら最高の統計手法を用いても、サッカーは極めて予想が難しい。もちろん、それこそがワールドカップがエキサイティングな理由にほかならない」

[原文:Goldman Sachs used AI to simulate 1 million possible World Cup outcomes — and arrived at a clear winner

(翻訳、編集:増田隆幸)

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