写真のジュネーブを含め、スイスの都市がランキング上位を独占した。
ITU Pictures/Flickr
ロンドンのコンサルタント会社、ECAインターナショナルが生活コスト調査の結果を公表し、外国人にとって世界で最も生活費の高い都市が分かった。
ランキングの作成にあたって、同社は食料品や日用品、嗜好品、娯楽、衣料品、外食、アルコール、タバコといった駐在員が世界各地で共通して購入する、日常的に使う物品やサービスの値段を比較した。
ヨーロッパの都市がランキング上位を独占し、トップ100のうち3分の1近くをヨーロッパが占める結果となった。
一方、アメリカからはトップ50に3都市がランクインしている。1位を獲得したのは、意外な都市だ。
外国人にとって、世界で最も生活費が高い18の都市を見てみよう。
18位 横浜(日本)
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17位 エルサレム(イスラエル)
Shutterstock/Sean Pavone
16位 釜山(韓国)
Shutterstock
15位 コペンハーゲン(デンマーク)
S-F/Shutterstock
14位 テルアビブ(イスラエル)
Shutterstock
13位 北京(中国)
LU JINRONG/Shutterstock
12位 スタバンゲル(ノルウェー)
virtualwayfarer/Flickr
11位 香港
Vincent Yu (Associated Press)
10位 上海(中国)
Thomson Reuters
9位 オスロ(ノルウェー)
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8位 ソウル(韓国)
Public Domain
7位 東京(日本)
Rachel Premack/Business Insider
6位 ルアンダ(アンゴラ)
Thomson Reuters
5位 ベルン(スイス)
Daniel Schwen / Wikimedia Commons
4位 バーゼル(スイス)
xlibber/ Flickr
3位 ジュネーブ(スイス)
bluejayphoto/iStock
2位 チューリッヒ(スイス)
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1位 カラカス(ベネズエラ)
danielito311 / Flickr
ECAインターナショナルのプロダクションマネージャー、スティーブン・キルフェダー(Steven Kilfedder)氏は言う。「ベネズエラ経済は、インフレ率が2018年3月までの1年で7000%、過去6カ月で1800%という驚異的な水準に達し、ボラティリティーが増している。経済、政治状況の悪化で商品原価は急激に上昇。通貨ボリバルは暴落しているが、カラカスは当社の生活コストランキングのトップに立っている」
[原文:The 18 most expensive cities to live in the world in 2018]
(翻訳:Hughes、編集:山口佳美)