格安航空会社ジェットブルーの創業者が約110億円を調達し、新たなLCCを立ち上げか

デービッド・ニールマン氏

デービッド・ニールマン氏は、ジェットブルーやウエストジェット、アズールを創業した。

AP

  • アメリカの格安航空会社ジェットブルー(JetBlue)の創業者デービッド・ニールマン(David Neeleman)氏は、アメリカを拠点に「モキシー(Moxy)」という新たな格安航空会社を立ち上げるようだ。
  • 業界誌エアライン・ウィークリーによると、モキシーはボンバルディアのCS300、60機の注文を確定させた。
  • ニールマン氏の新たな航空会社は2020年からサービスを開始し、2024年までに注文した60機のCS300を全て運用したい考えだ。
  • モキシーは、比較的規模の小さな空港を使って主要都市エリアを結ぼうとしている。
  • 同社は1億ドル(約110億円)を調達しようとしている。

ジェットブルーの創業者デービッド・ニールマン氏は、アメリカで新たな格安航空会社(LCC)を立ち上げようとしている。業界誌エアライン・ウィークリー(Airline Weekly)によると、ニールマン氏の新会社は「モキシー」といい、比較的規模の小さな空港を使って展開する予定だ。

モキシーはすでにボンバルディアのCS300、60機の注文を確定させていて、エアライン・ウィークリーは複数の関係者の話として、同社が1億ドルを調達しようとしていると報じた。

ニールマン氏の他、エア・カナダの元CEOロバート・ミルトン(Robert Milton)氏や航空機リース会社インターナショナル・リース・ファイナンス(ILFC)の元CEOアンリ・クープロン(Henri Courpron)氏らが出資すると見られる。

この件について、ニールマン氏はコメントを控えた。

ボンバルディアのCS300

ボンバルディアのCS300。

Airbus

報道によると、モキシーはボンバルディアに発注したうちの最初の機体が届く2020年にサービスを開始する計画だ。2024年までに60機全てが揃う見込みだという。

モキシーは交通のハブとなる主要都市に近い、比較的規模が小さく、使用料の安い空港をターゲットに展開する。ニューヨーク市に近いスチュワート国際空港やリパブリック空港、シカゴに近いインディアナ州のミルウォーキー空港やゲーリー・シカゴ国際空港などがこれに含まれる。メリーランド州のボルチモアやニュージャージー州のトレントンも目的地の候補だ。

ニールマン氏は過去30年にわたって、サウスウエスト航空に売却されたアメリカのモリス・エア、カナダのウエストジェット、アメリカのジェットブルー、ブラジルのアズールといった航空会社の立ち上げに携わってきた。同氏はTAPポルトガル航空も経営している。

[原文:JetBlue's founder is reportedly raising $100 million to start a new low-cost airline]

(翻訳、編集:山口佳美)

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