過去20年で最も重要な車「トヨタ プリウス」の歩み

プリウス

アイコン的クルマ!

Toyota

  • トヨタ プリウスは2017年、誕生20周年を迎えた。
  • 自動車史上、最も成功したハイブリッド乗用車。
  • そして、唯一無二の象徴的な車。

自動車の歴史の中で、象徴的な車はさまざまに存在する。だが、真に“革新的”と呼べるのは2台のみ。

フォード モデルT —— そして、トヨタ プリウス。

マスタングでも、コルベットでも、テスラ モデルSでもない。フォード モデルT(T型フォード)は初のマス・マーケット向け自動車。そしてプリウスはその20世紀における完成形。

プリウスが誕生して、20年余年。プリウスは1997年12月、日本で発売された。Wards Autoは2017年に以下のように記した

「発売以来、トヨタは430万台のプリウスを販売。同社のハイブリッド車(HV)の累計販売台数は、過去20年にトヨタおよびレクサスが販売した車種を含めると、1100万台に達した。2017年のHVの販売台数は150万。このうち、22万台がプリウス」

「トヨタを含め、いかなるメーカーのいかなるHVも、プリウスの足元にも及ばない。トヨタに並ぶ自動車メーカーもない。2位のホンダのHVの販売台数は200万台。それ以外の他のメーカーの販売台数は、すべて合わせて約200万台」

素晴らしい。だが、約20年におよぶ独占状態を経て、プリウスは縮小傾向に向かっているのかもしれない。ハイブリッド車は電気自動車(EV)に追い抜かれつつある。

しかし、プリウスはプリウス —— 質素で、飾り気がなく、そして他に類を見ない人気。その歴史を振り返ってみよう。

初代プリウスのデザインは、優れたものとは言えなかった。何年にもわたるトヨタの研究開発が、新たな動力源を持つ車を生み出した。

エコー

Toyota


だが、消費者には人気を博した。ハイブリッドは、低燃費と低排出ガスを実現した。2003年、2代目プリウスが登場。約2万5000ドルという価格も魅力的だった。

プリウス

Wikimedia Commons


2009年、3代目が登場。プリウスファンは、"究極の型”と位置づけた。

Ⅲ代目

Toyota


2015年まで販売台数は増え続けた。そして4代目が登場。

4代目

Matthew DeBord/Business Insider


インテリアは先進的だった。

インテリア

Matthew DeBord/Business Insider


だが、より角張ったデザインにがっかりしたプリウスファンもいた。しかし、燃費性能は進化していた。私は試乗でリッター約21キロ以上を達成した!

パッケージング

Matthew DeBord/Business Insider

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プリウスの動力源はトヨタの「ハイブリッドシナジードライブ」。エンジンとモーターがどちらも駆動力を生み出すパラレル方式のハイブリッド。パワーは大きくはないが、低燃費かつ地球環境に優しい。

ハイブリッドシナジードライブ

Matthew DeBord/BI


2012年、コンパクトなプリウスC(日本名:アクア)が登場。

プリウスC

Toyota


同年、ワゴンタイプのプリウスV(日本名:プリウスα)も登場。

プリウスV

Toyota


トヨタは、バッテリーのみでプリウスを走らせたいという顧客の要望に応えて、2012年にプラグイン・ハイブリッドを追加。その後「プリウス プライム(日本名:プリウス PHV)」と名付けられた。

プリウス・プライム

Bryan Mitchell/Getty Images


私は2011年モデルのプリウスを所有しており、かなり気に入っている。ガソリン代は年間300ドル(約3万3000円)以下に収まる。だが私は、フォード マスタングやポルシェ911よりも象徴的な車だからこそ、プリウスを称賛する。ブラボー、トヨタ! おめでとう、栄光の20年。

ブラボー!

Matthew DeBord/Business Insider


[原文:The Toyota Prius is one of the most important cars of the past 20 years — here's a look at its impressive history

(翻訳:Hughes、編集:増田隆幸)

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