アマゾンの倉庫で働く人。
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- アマゾンはそのプラットフォームで、より多くのアパレルを販売するようになる可能性がある。
- アマゾンには、アパレル部門でいくつかの強みがある。
- しかし、大きな弱みが1つある。
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アマゾンは数多くの業界を支配している。しかし、意外に思うかもしれないが、主要分野の1つを欠いている。アパレルだ。
アマゾンの本業はeコマースだ。そこから得られるデータと利益を使って、同社は他の業界へ参入し、その業界を根本から覆してきた。しかし、アパレルの販売は、好位置につけているにもかかわらず、アマゾンにとってうまくいっていると言える分野ではない。
「アマゾンは、北米で急速に成長するファッション市場で、良いポジションを得つつある」UBSのアナリスト、エリック・シェリダン(Eric Sheridan)氏は、最新の顧客向けのメモで述べた。シェリダン氏は、アマゾンが比較的新しいビジネス「アマゾンファッション」で、流通総額(GMV)400億ドル(約4兆4000億円)を生む可能性があると言う。
アマゾンのアパレル分野での可能性をリードするのが、アマゾンプライムとメインサイト上の比較的少量のプライベート・レーベルだ。
「アマゾンファッションの拡大において鍵となるのは、プライム会員だろう。彼らはより頻繁に利用し、より多く購入するだろう」シェリダン氏は言う。「プライベート・レーベルが今後さらに増える余地があることと、(アマゾンの)取り組みが現時点でユーザーにあまり知られていないこと」を考えると、アマゾンがサイト上のプライベート・レーベルを増やし、そうしたレーベルに対するユーザーの認知度を向上させられれば、大きな成長が見込める。
アマゾンのファッション分野の流通総額の成長率は最近、鈍化している。
北米におけるアマゾンファッションの流通総額(GMV)。GMVは右肩上がりの増加が見込まれるが、その成長率は2017年をピークに低下している。
UBS
そして、アマゾンにはアパレル分野で深刻な弱みがある。UBSが9000人を対象に行った調査によると、消費者はアマゾンをファッションの売り手とは見なしておらず、アマゾンでファッション関連の商品を買おうとは考えていない。
「我々の調査によると、トレンディーなデザインやフレッシュな品揃え、ユニークなデザインとアマゾンを結び付けて考えている回答者はほとんどいなかった」シェリダン氏は言う。UBSのデータによると、数多くあるオンライン小売業者の中で、アマゾンを「トレンディー」だと見なしている回答者の割合は、2番目に少なかった。
これには理由がある。デザイナーたちは、アマゾンに商品を出すことで知名度や評判を落とすことを恐れ、商品を出したがらない。
アマゾンで売られているデザイナー・ブランドは「ユニークなファッション・アイテムというよりも、その在庫調整用の商品を売る傾向にある」と、シェリダン氏は指摘する。
(翻訳、編集:山口佳美)