Reuters
- ポルトガル戦の前夜、イランのサポーターはポルトガル代表が宿泊するホテルの外に集まり、騒いだ。ポルトガル代表の睡眠を邪魔するためだ。
- 実際、クリスティアーノ・ロナウドは起きて、窓際まで歩き、寝かせてくれるようサポーターにアピールした。
- 25日、両チームはサランクスで激突、1対1の引き分けとなり、ポルトガルは決勝トーナメントを決めた。勝ち点3が必要だったイランは、敗退が決まった。
クリスティアーノ・ロナウドは24日夜、ワールドカップのグループリーグB組最終戦に向けてホテルに宿泊していたが、外で騒ぐイランのサポーターに向けて、静かにするようアピールした。
報道によると、多くのイラン・サポーターがホテルの外に集まり、ブブゼラ、ベル、ドラムなどを鳴らしてポルトガル代表の睡眠を邪魔しようとした。
ポルトガルとイランは翌25日、B組の最終戦で激突。決勝トーナメント進出には、両チームとも負けられない試合だった。
動画には実際、ロナウドが窓際まで出てきて、イランのサポーターに寝かせてくれるようアピールする姿が映っている。
USA Todayによると、こうした行為は以前にも問題になった。
2018年3月、パリ・サンジェルマンのサポーターは、チャンピオンズリーグでのレアル・マドリッドとのゲームの前夜に、ロナウドの睡眠を邪魔しようとした。ロナウドは翌日、先制点を上げてレアルを勝利に導き、サポーターの行為に報いた。
イランはポルトガルに勝利すれば、史上初の決勝トーナメント進出だった。
(翻訳、編集:増田隆幸)