Eunice Rivers/News 4
- アメリカのニューヨーク市では、朝の会議に遅れそうになった男性が、ハドソン川をSUP(スタンドアップ・パドルボード)で渡った。
- 動画には、スーツにブリーフケースという完璧なビジネスマン・スタイルで川を渡るホルトさんの姿が捉えられている。
- ホルトさんは30分間の"冒険"を経て、会議に間に合ったという。
ニューヨークのハドソン川で、スーツ姿で川を渡るビジネスマンが目撃された。男性は、朝の会議に遅れたくなかったという。
家を出るのが遅れたニュージャージー州のジャージーシティに住むスコット・ホルトさんは、その遅れを取り戻すべく、スーツに革靴という完璧なビジネスマン・スタイルでパドルボードに飛び乗ることを決めた。
この"冒険"は30分にわたり、会議にも間に合ったという。ホルトさんがNBCの系列局であるニュース4に語った。
「ボートの波はいろんな角度から来るし、マンハッタンに近付くにつれ、潮の流れも早くなった」ホルトさんは何度もボードから落ちそうになったという。
マンハッタンに到着したホルトさんを見た水上タクシーの船長は、驚いていたと言う。
「『死ぬつもりか! 』って、まるで映画みたいに怒鳴られたんだ。(必要があれば)助けてくれそうだったけど、怒ってもいたね」とホルトさんは語った。
ハドソン川をSUPで渡るホルトさんの姿は、フェリーに乗っていた通勤客が撮影していた。動画が広まっていることを、ホルトさんは歓迎している。「これを見てみんなが笑ってくれるなら、うれしいよ」
(翻訳、編集:山口佳美)