オラクル、600万ドル(6億円超)を提示。AI人材の獲得競争が過熱。

オラクル共同CEOサフラ・キャッツ氏

オラクル共同CEOサフラ・キャッツ氏、AIのエキスパートに高額な報酬を用意した。

Getty Images/Justin Sullivan

  • AI分野の優秀な人材を獲得するために、オラクルは600万ドル(約6億6000万円)を提示したと関係者はBusiness Insiderに語った。
  • 少なくとも今回のケースでは、600万ドルという金額でオラクルは人材獲得に成功した。

優秀なAIのエキスパートをめぐる争いがシリコンバレーで過熱している。大手テック企業は、資金力の乏しいスタートアップから優秀な人材を引き抜くために多額の報酬を用意している。

オラクルは少なくともある候補者に、給与や自社株のインセンティブなどを含めて600万ドル(約6億6000万円)を提示したと関係者はBusiness Insiderに語った。

その候補者は他の企業で働いていたが、高額な報酬に惹かれてオラクルに移ったと関係者は語った。

このAIエキスパートのオラクルでの役職、およびこれまでの経歴は不明。だがその金額から考えると、オラクルにとって大きな収穫と言えるだろう。

オラクルの時価総額は1820億ドル(約20兆円)、その資金力は絶大。同社の決算報告書によると、サフラ・キャッツ氏とマーク・フード氏の両共同CEOは年間約4100万ドル(約45億円)を得ている。

だが、オラクルだけが、優秀なAI人材に7桁(数百万ドル)を提示しているわけではない。

2017年10月、PhD(博士号)を取得したAI人材の一般的な報酬は、約30〜50万ドル(3300〜5500万円)とニューヨーク・タイムズは伝えた。だが、この分野で知られた人材なら数千万ドルの報酬とさらに自社株を取得する権利を得ている。

AIの専門家は不足している一方で、多くの企業がAI分野での競争力を強化しようとしている。そのため、オラクルのように高額を提示する企業が現れている。

我々はオラクルにコメントを求めたが、同社はコメントを拒否した。

[原文:Oracle recently offered an artificial intelligence expert as much as $6 million in total pay as Silicon Valley's talent war heats up

(翻訳、編集:増田隆幸)

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