グノシーとAnyPayがブロックチェーン合弁会社、マイニング事業参入へ —— 社名は「LayerX」

Gunosy

ニュースのキュレーションサービスを展開するGunosy(以下グノシー)は、割り勘アプリの「paymo」を展開するAnyPayと、ブロックチェーン事業の合弁会社LayerX(レイヤーエックス)を設立する。7月12日、グノシーの事業戦略説明会で公表した。

またこれに合わせてグノシーの経営体制を変更、従来の代表2名体制を変更する。これまでCEOを勤めた福島良典氏はグノシー取締役兼LayerXの代表に、また従来の代表取締役COOの竹谷祐哉氏がグノシーのCEOに就任する。

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左がグノシーの新CEOに就任する竹谷祐哉氏。右がグノシーCEOを退任し、取締役兼 新会社LayerXの代表に就任する福島良典氏。

写真:小林優多郎

LayerX社では、仮想通貨のトークン事業やマイニング事業を視野に入れる。資本金は5000万円、出資比率はグノシー50%、AnyPay50%。副社長にはAnyPay取締役の日向諒氏が就任する。設立予定は8月1日。

グノシーはLayerXの事業として、

「ブロックチェーン技術に特化したコンサルティングや開発、及び自社サービスの開発・運営を行います。トークン(独自通貨)の設計コンサルティングや開発を行うほか、ハッキングを防ぐコード監査や、技術サロンの運営をするトークン事業、及び仮想通貨マイニングに関する事業などの展開を検討」

するとしている。

グノシーは5月にも不動産テックのツクルバと、ブロックチェーン技術の不動産領域への活用に向けた共同研究を発表している。

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(文・伊藤有)

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