2015年から空席のまま…… ウーバーCEO、最高財務責任者の人選に苦労していることを認める

ダラ・コスロシャヒ氏

ウーバーのCEO、ダラ・コスロシャヒ氏。

Fortune

  • 2019年の新規株式公開(IPO)を目指しているウーバーだが、同社には未だ最高財務責任者(CFO)がいない。
  • ウーバーのCEOダラ・コスロシャヒ(Dara Khosrowshahi)氏は16日(現地時間)、このポストを埋めるのは難しく、コスロシャヒ氏自身も「こだわりを持っている」と語った。
  • しかし、上場に向け、ウーバーの財務面は順調だとコスロシャヒ氏は考えている。IPOを前に、同氏は収益性よりもキャッシュフローを重視していると言う。

2019年の上場を目指しているウーバーだが、同社はその前に2015年から空席になっているCFOを見つける必要がある。フォーチュン・ブレインストーム・テック・カンファレンス(Fortune Brainstorm Tech Conference)に登場したウーバーのCEOダラ・コスロシャヒ氏は16日、この役割を果たす幹部を見つけるのが容易でないことを認めた。

「想定以上に選考プロセスが長引いている」コスロシャヒ氏はフォーチュンのエグゼクティブ・エディター、アダム・ラシンスキー(Adam Lashinsky)氏に語った。「わたし自身もこのポストにはこだわりがある。IPOとその後を導いてくれる優秀な、卓越したCFOに来てもらいたい。素晴らしい候補者も何人かいる」

2017年8月にウーバーに加わったコスロシャヒ氏は4月にVMwareのCFOゼイン・ロウ(Zane Rowe)氏をウーバーの新たなCFOに選んだと報じられたが、5月までにロウ氏はこれを断ったと伝えられている

以来、ウーバーは2人の主要幹部を失っている。最高ブランド責任者(Chief Brand Officer)のボゾマ・セイントジョン(Bozoma Saint John)氏は2018年6月、就任からわずか1年で会社を去った。また、人事責任者のリアン・ホーンジー(Liane Hornsey)氏も7月、人種差別の訴えへの対応をめぐり、同氏が捜査対象となっているとのロイターの報道に先駆けて辞任している

経営陣が不安定な一方で、コスロシャヒ氏はウーバーの財務面は順調だと考えている。

IPOに向けた準備を進める中で、コスロシャヒ氏は同社の収益よりもキャッシュフローを重視していると言う。ただ、同氏は「一定の期間が経てば、ビジネスの収益性を高めることが重要だ」と考えている。

乗り捨て型自転車といった、ウーバーにとっての新興成長市場については「短期的には収益を生まないだろう」とコスロシャヒ氏は言うが、会社が正しい方向へ向かっていることさえ示すことができれば、IPOに影響を及ぼすことはないだろうと考えている。

[原文:Uber hasn't had a chief financial officer since 2015, and its CEO just admitted that it's been a struggle to fill the role]

(翻訳、編集:山口佳美)

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