モデル3を批判していた大物が態度を変えた

テスラ・モデル3

テスラCEOイーロン・マスク氏は、2018年末までにモデル3の利益率は20%になる見込みと語った。

Hollis Johnson/Business Insider

  • 自動車の分解調査を得意とするMunro & Associatesは2018年4月、テスラ・モデル3を批判した。
  • だがモデル3を詳細に調査したのち、Munro & Associatesの創業者サンディー・マンロー(Sandy Munro)氏は、モデル3はテスラに利益をもたらすだろうと語った。1台あたり30%以上の利益をもたらす可能性があるという。この数字は他のEVを上回る。
  • 2018年5月、テスラCEOのイーロン・マスク氏は第1四半期の決算報告において、モデル3は2018年末までに1台あたり20%の利益率を達成し、2019年には25%の利益率になる見込みと語った。

テスラ・モデル3を早くから批判していたある大物が、態度を変えた。

自動車の分解調査を行うMunro & Associatesは2018年4月、サイズのわりに重量がある、パネルの接合が不正確、不必要かつコストのかかる部品があると、テスラ・モデル3を批判した。その際、同社はモデル3のバッテリーとエレクトロニクスについては称賛していた。

だがモデル3を詳細に調査したのち、Munro & Associatesの創業者サンディー・マンロー(Sandy Munro)氏は、モデル3はテスラに利益をもたらすと思うと語った。1台あたり30%以上の利益をもたらす可能性があるという。この数字は他のEVを上回る。

自動車番組Autoline After Hoursで、マンロー氏はモデル3のバッテリーとエレクトロニクスを再び称賛、モデル3の電子回路を「エンジニアリングのシンフォニー」と呼んだ。

「私は間違いを認めなければならない」とマンロー氏は語った。

モデル3はテスラ初のマスマーケット向け車種。同社の顧客基盤をラグジュアリー層から広げ、EVの普及率を高める車種として設計された。だが同社は2017年7月の発売以来、モデル3の生産量の向上に苦戦してきた。工場を過度に自動化したことがその原因だった。

2016年5月、マスク氏は、テスラは2017年下半期にはモデル3を10万〜20万台生産する予定と語っていた。2017年、テスラはモデル3を2685台生産した。

またテスラは、モデル3の週5000台の生産を達成するというデッドラインに2度、間に合わなかった。だが2018年6月末にようやく週5000台の生産を達成した。7月2日、同社は6月最終週にはモデル3を5031台生産し、第2四半期の生産台数は2万8578台に達したと発表した。これはその前の3四半期分を合計した台数を上回る数字となった。

モデル3はテスラの財務に悪影響を及ぼした。モデル3の発売以来、同社は数四半期にわたって巨額の損失を発表した。だがマスク氏は、2018年下半期、同社は利益体質になると語った。

2018年5月の第1四半期の決算報告でマスク氏は、モデル3は2018年末までに1台あたり20%の利益率を達成し、2019年には25%の利益率になる見込みと語った。

[原文:One of the Tesla Model 3's biggest critics has changed his mind and now says the car could be profitable (TSLA)

(翻訳、編集:増田隆幸)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中

あわせて読みたい

Popular

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み