月面着陸から49年、地球と月、素晴らしい画像27枚

月と地球の間から、素晴らしい光景27枚

1969年7月20日、アポロ11号の宇宙飛行士が撮影。

NASA/Flickr

49年前の7月20日、人類は月に降り立った。

地上に立っていると、地球には我々を探検や冒険へと誘う、無限で豊かな大地が広がっているように思える。

だが宇宙飛行士は違う。違うことを願ってさえいる

「『死んだら天国に行きたい』と人はよく言う」とアポロ8号と13号で月に行った宇宙飛行士ジム・ラベル(Jim Lovell)は以前、Business Insiderに語った

「実際には、人は生まれたときに天国に行く」

ラベルは、何もない孤独な宇宙空間の中に、ただ1つ、ぽつんと浮かぶ小さな岩の上に我々が生きている様子を自分の目で見た。また彼は、それが我々が手にした唯一の宇宙船、70億以上の人々が乗る壊れやすい宇宙船だと語った。

「適度な質量と、生命に不可欠な水と大気を閉じ込めるための重力がある惑星に、我々はたどり着いた。恒星の周囲を正しい距離でまわる惑星にたどり着いた。

寒すぎるほど遠すぎず、暑すぎるほど近すぎず、恒星のエネルギーを吸収できる正しい距離。そしてそのエネルギーが地球を進化させる生命をもたらした」

人類は地球の写真を、数百マイル、数千マイル、数百万マイル、さらには数十億マイルすら離れた場所から記録してきた。その中には、ラベル自身が撮影したものもある。

これらの写真は、科学者が地球を研究するためだけでなく、地球がはるか彼方からどう見えるかを知ることにも役立つ。そして他の生命体を探す手がかりにもなる。

だが最も大切なことは、写真が宇宙のチリの上に暮らす我々の特異さを際立たせること。

これまでに人類が宇宙から捉えた、最も印象的な27枚の地球の写真を見てみよう。

数少ない人工衛星だけが、地球全体の姿を数千あるいは数百万マイルの彼方から捉えることができる。

人工衛星がとらえた地球

NASA GSFC/NOAA

撮影 : 地球観測衛星スオミNPP(Suomi National Polar-orbiting Partnership spacecraft)

日付 : 2015年4月9日

人工衛星による観測で、我々は地球の状態を知ることができる。その過程で、太陽、月、地球の珍しい配列を捉えることもある。

人工衛星がとらえた地球

NOAA/NASA

撮影 : ゴーズ-16(Geostationary Operational Environmental Satellite-16:GOES-16)

日付 : 2017年1月15日

日食の間、地球の上を移動する月の影も捉えた。

撮影 : 深淵宇宙気候観測衛星(Deep Space Climate Observatory:DSCOVR)

撮影 : 2016年3月9日

宇宙空間をさらに奥深く探索したとき、地球はより魅惑的なものになる。

宇宙に浮かぶ地球

ESA; MPS/UPD/LAM/IAA/RSSD/INTA/UPM/DASP/IDA

撮影 : 彗星探査機ロゼッタ(Rosetta)

日付 : 2009年11月12日

地球は、薄く、ほとんど目に見えない大気のベールで覆われた、輝く青い大理石のよう。

人工衛星がとらえた宇宙に浮かぶ地球

NASA

撮影 : アポロ17号の宇宙飛行士

日付 : 1972年12月7日

暗い宇宙の中を1人ぼっちで漂っている。

人工衛星がとらえた宇宙に浮かぶ地球

NASA/Flickr

撮影 : アポロ11号の宇宙飛行士

日付 : 1969年7月20日

ほぼ1人ぼっち。

撮影 : 深淵宇宙気候観測衛星(Deep Space Climate Observatory:DSCOVR)

日付 : 2015年7月16日

月 —— 冷たく、空気もない、地球の50分の1の大きさの岩 —— は、最も大きく、最も近くにある宇宙の仲間。

月と地球

NASA

撮影 : アポロ8号の宇宙飛行士ウィリアム・アンダース

日付 : 1968年12月24日

月と地球の関係は謎に満ちている。月は45億年前、火星サイズの惑星が原始地球と衝突して誕生した。

月と地球

NASA/Goddard/Arizona State University

撮影 : 無人月探査機ルナー・リコネサンス・オービター(Lunar Reconnaissance Orbiter:LRO)

日付 : 2015年10月12日

これは、1950年代から世界各国が月に人やロボットを送りこんだことで分かった。

ルナ・オービター画像復元プロジェクトの画像

2008年、ルナ・オービター画像復元プロジェクト(LOIRP)は、ルナ・オービター1号が撮影した月から地球を望む画像の高解像度バージョンを公開した。

NASA/LOIRP

撮影 : ルナ・オービター1号(Lunar Orbiter 1)

日付 : 1966年8月23日

月探査はテクノロジーの成果であり、

月面探索

NASA

撮影 : アポロ11号の宇宙飛行士マイケル・コリンズ

日付 : 1969年7月21日

飽くことのない人間の好奇心の現れであり、

地球と月

Chinese National Space Administration/Xinhuanet

撮影 : 嫦娥(じょうが)5号-T1(Chang'e 5-T1)

日付 : 2014年10月29日

究極のアドベンチャーの探求。

撮影 : アポロ10号の宇宙飛行士

日付 : 1969年5月

地球と月は、離れすぎているわけではない。

地球と月

NASA/USGS

撮影 : アポロ10号の宇宙飛行士

日付 : 1969年5月


だが、人工衛星を送り込めた国はわずかしかない。

地球と月

CNSA/KACST (via CCTV News)

撮影 : 竜江二号(Longjiang-2)

日付 : 2018年

探査機を遠くへ送り込むほど、

地球と月

NASA/JPL/Northwestern University

撮影 : マリナー10号(Mariner 10)

日付 : 1973年11月3日

地球がより特異なものに見えてくる。

地球と月

NASA/JPL

撮影 : ガリレオ(Galileo)

日付 : 1992年12月16日

月も孤独に見える。

地球と月

NEAR Spacecraft Team/JHUAPL/NASA

撮影 : 地球近傍小惑星接近計画(Near Earth Asteroid Rendezvous:NEAR)

日付 : 1998年1月23日

多くの写真は、地球と月の距離を正確に表していない。

地球と月の距離

NASA

撮影 : ボイジャー1号(Voyager 1)

日付 : 1977年9月18日

数十万マイル、数百万マイルを旅したら、地球と月の距離23万9000マイル(約38万5000キロ)を本当に理解できるだろう。

地球と月の距離

ESA/DLR/Freie Universität Berlin

撮影 : マーズ・エクスプレス(Mars Express)

日付 : 2003年7月3日

広大で、何もない。

地球と月

NASA/JPL/Arizona State University

撮影 : マーズ・オデッセイ(Mars Odyssey)

日付 : 2001年4月19日

地球と月のペアも、広大な宇宙では些細なもの。

地球と月

NASA/JPL-Caltech

撮影 : 木星探査機ジュノー(Juno)

日付 : 2011年8月26日

火星から見ると、地球は夜空にある1つの“動く星”でしかない。

火星と月

NASA/JPL/Cornell/Texas A&M

撮影 : 無人火星探査車スピリット(Spirit Mars Exploration Rover)

日付 : 2004年3月9日

土星からは、氷の環の輝きの中で見えなくなっているかもしれない。

土星と地球

NASA/JPL/Space Science Institute

撮影 : 土星探査機カッシーニ(Cassini)

日付 : 2006年9月15日

太陽系の中のちりに見える。

土星の環の間から見えた地球と月

土星の環の間から見えた地球と月。2017年4月12日。

NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

撮影 : 土星探査機カッシーニ(Cassini)

日付 : 2017年4月12日

数十億マイルの彼方から見た地球。カール・セーガン(Carl Sagan)が「ペイル・ブルー・ドット(淡く青い点)」と呼んだことで知られている。小さな、1人ぼっちの星の上で、成功も悲しみもすべてが繰り広げられている。

宇宙に浮かぶ地球

NASA/JPL-Caltech

撮影 : ボイジャー1号(Voyager 1)

日付 : 1990年2月14日

セーガンのメッセージは不変:地球はたった1つしかない。だから我々は、地球を守るために我々のできることすべてを行わねばならない —— ほとんどは我々自身から守るために。

撮影 : 月周回衛星かぐや(SELENE/Kaguya)

日付 : 2008年4月5日

日本の月周回衛星かぐやが捉えた月からの地球の出動画(10倍速)。アポロ8号の有名な「地球の出(Earthrise)」の写真から40年目のことだった。

※敬称略

[原文:27 of the most iconic, jaw-dropping photos of the Earth and the moon from space

(翻訳:Makiko Sato、編集:増田隆幸)

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