生産性の高い人が午前中に済ませている9つのこと

PCに向かう男性

朝型人間になることで生産性が上がったり、キャリアアップできるかもしれない。

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  • "生産性"は朝から始まっている。生産性の高い人は、やるべきことの多くを1日の早い時間帯に片付けている。
  • 健康面のメリットに加え、朝型の生活にすることで生産性を最大限に生かし、成功を収めることができる。
  • 生産性を高めるために人々がやっている、午前中に済ませるべき9つのことを紹介する。

全ての人が型人間になれるわけではない。だが、最近の研究によると、毎日数時間早起きするだけで、寿命が長くなる可能性がある。

研究者らは38〜73歳の43万人以上を6年半にわたって追跡し、"朝型人間"と"夜型人間"のライフスタイルが彼らの健康と生活にどのような影響を及ぼすか調べた結果、夜型は健康面で不利である可能性があることが分かった。精神疾患や糖尿病、呼吸器疾患、消化器疾患の発症リスクが高くなるという。

ただ、1日を早くスタートさせることのメリットは、健康上のものだけではない —— 朝方人間になることで、日々の生産性が上がったり、キャリアアップできるかもしれない。

生物学者のクリストフ・ランドラー(Christoph Randler)氏によると、1日の早い時間帯に最高のパフォーマンスが出せる人は、そうでない人に比べ、キャリア上の目標を達成しやすい。ハーバード・ビジネス・レビュー(Harvard Business Review)に掲載されたランドラー氏の研究は、大学生約400人を調査し、朝型の人は夜型の人に比べて、積極的であることが分かった(ただし、"朝型"が先天的なものか後天的なものなのかは、明らかになっていない)。

生産性が高い人たちが終日、その勢いを維持するために午前中に行っている9つのことを紹介しよう。


1. 1日を2つに分ける

腕立て伏せをする男性

javi_indy/Shutterstock

ウェブサイト「Men's Style Pro」の設立者でクリエイティブ・ディレクターのサビール・ピール(Sabir Peele)さんは、1日を分割して捉えることで、創造力の流れを維持できると考えている。

「午前中に済ませたいタスクを、最大10件リストアップする。目の前のことへの興味を維持できるように、一番重要な仕事を毎時、初めにやるようにして、それからメールを片付ける。タスクが2つ終わったら、腕立て伏せを20回やるんだ」ピールさんはBusiness Insiderに語った。

後半(正午〜午後5時)は戦術を変える。「ミーティングと純粋なコンテンツ制作に集中する。どちらもものすごく時間のかかる仕事だ」

2. 早く取りかかる

白衣で仕事をする女性たち

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小児科医のメーガン・ブルックス(Meghan Brooks)さんは日々、先回りして物事に取り組むことで、母であることと若い患者を診ることのバランスを取っている。

「わたしはいつも、患者が来る少なくとも30分前には着くようにしています。事前にカルテをチェックしたり、患者の親に検査結果や経過観察を電話で話せることが重要です」ブルックスさんは言う。「日によっては、その時間にコーヒーを飲んだり、診療予約や娘のために学校の課題がきちんとできているか確認することもあります」

3. 自分のための時間を取る

シャワーを浴びる人

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ニューヨークを拠点とするシニア・エディターで、新米ママのレイチェル・ボウイ(Rachel Bowie)さんは毎朝、自分のための時間を取ることで、気分を高め、全体的な生産性を上げている。

「4カ月の子どものオムツを替えたり、子どもの予定を調整していると、あまりにやることが多すぎてすぐにイライラしてしまうの。だから、毎朝シャワーを浴びるときには1から180まで数えて(トータルで3分)、その時間をただ目の前のことだけに使うようにしているんです」ボウイさんは言う。「くだらないと思うかもしれないけれど、1日中頭をフル回転させるより、お風呂でひとり、シャワーでリフレッシュするその時間のおかげで、心が落ち着き、集中力が高まるの」

4. チェックリストは2度確認する

メモを取る手

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ベイ・エリアの渋滞も、キャンダス・ジョーンズ(Candace Jones)さんにとってはマイナスではない。やるべきことをもう一度チェックする時間が取れるからだ。彼女は最近、スタンフォード大学を卒業し、マスコミ関係の仕事をしている。

「うまくいくかどうかはチェックリストにかかっているの。寝る前に、翌日と翌週に片付けることを書き出して、チェックリストを更新しているわ」彼女は言う。「起きたらまず、メールよりも先に、やることリストを確認するの。これは大事。受動的ではなく、能動的でいたいから」

5. 自然に浸る

犬の散歩をする人たち

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環境にやさしいイギリスのリゾート施設、ミル・メドウ(Mill Meadow)の創業者でマネージング・ダイレクターのクリス・ヘインズ(Chris Heayns)さんは、自身の仕事はうまくいっているか、全ての顧客が満足しているか、収益は伸び続けるか、確認しながら毎日を過ごしている。そんな彼は、どうやって落ち着きを保っているのだろうか?

「5時45分頃に起きてニワトリを外に出したら、テニスボールを持って、朝の空気を吸いに犬と散歩へ行くんだ」ヘインズさんは言う。「広々とした田舎での散歩は、(雨でも晴れでも)いつでも頭の中のもやもやをすっきりさせてくれる」

6. 朝食をしっかり取る

いちご、パンプキンシード、ココナッツ、くるみなどが入ったボウル

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ブロードウェイのウィッグ・メーカーでデザイナーのサラ・ドノバン(Sara Donovan)さんは、1日の大半をニューヨーク市の劇場地区で過ごしている。ショーに出る俳優の準備、新しいショーのヘア・デザインの仕上げの手伝い、週に8本のショーを担当している。

エネルギッシュでいられるよう、ドノバンさんの1日はたっぷりの朝食でスタートする。「朝食をちゃんと取らないとダメ。ベーコンに卵、アボカド、トースト、コーヒー……出かける前に食べているわ」彼女は言う。「ブロードウェイで働いていると、食事はショーの合間にさっと済ませなければならないことも多いから、朝食をしっかり取って、1日を乗り切っているの」

7. 最新の情報を把握する

地下鉄でニューヨーク・タイムズを読む女性

Ramin Talaie/Getty Images

管理栄養士で、雑誌『グッド・ハウスキーピング(Good Housekeeping)』の栄養監修としてフルタイムで働きながら、初めての著書の出版を控えるジャクリン・ロンドン(Jaclyn London)さんには、やることが山ほどある。しかし、彼女は生産的であり続けるために、朝のうちにさらに多くをインプットするようにしている。

「業界関連のニュースは全てしっかり読んでいるし、論文審査のある専門誌やビジネス・ニュース、情報の解禁日時がついた研究に関する新しいメールもくまなくチェックしています。これが毎朝、最初にやることです」ロンドンさんは言う。「時間がかかりそうだと思うかもしれませんが、(大きかろうと小さかろうと)どんなイノベーションであれ頭に入れておくと、準備万端、全てが楽に片付く気がするの」

8. ポッドキャストを聞く

地下鉄でポッドキャストを聞く男性

tommaso79/Shutterstock

オーダーメイドのシューズブランド「アリー(Ally)」の創業者でCEOのサマンサ・ドン(Samantha Dong)さんは、予定でいっぱいの毎日の中でも、良いスタートを切るには自分のペースでやることだと信じている。

「朝は、リラックスできて、楽しめて、ひらめきを与えてくれて、頭がスッキリするようなルーティンでスタートするのがベスト」ドンさんは言う。具体的にはどうやっているか? 「コーヒーをいれて、イケてるポッドキャストを聞いて、ブランド作りに忙しい1日に備えているわ」

9. まずは汗を流して、1日をスタートさせる

ランニング・シューズの紐を結ぶ女性

Flystock/Shutterstock

ポートランドに住むエンジニアのアーン・ボストロム(Arne Bostrom)さんは、毎朝必ず仕事前に汗を流している。

「まず初めにからだを動かす。すると、まだ仕事を始めてもいないのに達成感が得られるんだ」ボストロムさんは言う。

だが、毎朝5時に起きるのは簡単ではないようだ。「ベッドから出ることすらできない日もあるけれど、寝る前にトレーニングメニューとウェアを決めておけば、乗り越えやすくなる」ボストロムさんは語った。「あとは起きて外に出れば、有意義な1日が始められる」

[原文:9 things productive people do before noon

(翻訳:Ito Yasuko、編集:山口佳美)

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