お金を貯めるのは、思ったより簡単だ。
Matt Cardy/Getty Images
ランチに外食する代わりにお弁当を持って行ったり、出先で飲むコーヒーの回数を減らしたり……誰でもお金を節約する方法をいくつかは知っているだろう。 だが、世の中には思いもつかないような創造力豊かな節約術がまだまだある。
文字通り、1円も無駄にしてはいけないのだ。
例えば、筆者はかつて"職場でランチを買う"というトラップにはまったことがある。社食で食べるにしろ外で食べるにしろ、1日10ドル以内に済ませようと意識してはいたが、多少オーバーしてしまうこともあった。
しかしある日、1週間あたりの出費を計算したときに、大して楽しんですらいない高価なランチにお金を使うより、そのお金を貯金に回した方がよっぽどいいということに気付いた。
バンク・オブ・アメリカの最新レポート「Better Money Habits Millennial Report」によると、ミレニアル世代(23歳~37歳)の73%は自分が必要のない贅沢品にお金を使いすぎていると自覚していることが分かった。35%が十分な貯蓄がないと言い、17%がお金を使い過ぎていると言う。
専門家が薦める、ちょっと意外な日々の節約術をいくつか紹介しよう。
1. 少額でも、使った額と同じだけ貯金に回す
コーヒーショップ通いはそこそこに。
Scott Olson/Getty Images
2. "48時間ルール"を徹底し、クレジットカード番号の情報を削除する
衝動買いを回避しよう。
Kite_rin/Shutterstock
オンライン・ショッピングは早くて便利だが、衝動買いしやすくなるのも事実だろう。「衝動買いを防ぐには、買いたいものを見つけてから48時間待ってみよう」お金の教育を手掛ける「Edukate」のCEO、クリス・ウィトロウ(Chris Whitlow)氏はBusiness Insiderに語った。「必要なものと欲しいものを区別できるようになります」
同様に、クレジットカード番号のオンライン登録も危険かもしれない。「クレジットカード番号の情報を削除することで、衝動買いを避けることはもちろん、結果的にオンライン・ショッピングで使う金額そのものを抑えることにつながります」消費者支援を行っている「finder.com」のジェニファー・マクダーモット(Jennifer McDermott)氏はBusiness Insiderに語った。「考える時間が増えれば、より良い判断ができるでしょう」
3. 公共交通機関を利用する、もしくは歩く —— 自分の車を運転して移動するのは、ガソリン代も維持費もかかる
バス通勤してみる?
Mario Tama/Getty Images
4. 家計簿・資産管理アプリを利用する
アプリを使えば、貯金も簡単になる?
Sean Gallup/Getty Images
5. ATM利用手数料がかからない銀行に乗りかえる
利用するたびに手数料を払うのはもったいない。
Syda Productions/Shutterstock
6. 過去の出費(できれば6カ月分)を振り返り、不要なものを削る
スプレッドシートを作ってみるのもいい。
Rawpixel.com/Shutterstock
7. 日々の出費を記録する
何にどれだけのお金を使っているか、まずは知ることが大事。
Stokkete/Shutterstock
8. 送料や外食代を友人と割り勘にする
シェアすることで、割安になることも。
Monkey Business Images/Shutterstock
9. いろいろな料理に使える材料で、あらかじめ献立の計画を立てる
食材を無駄にしてはいけない。
Linda Bestwick/Shutterstock
10. ガジェットの電源を入れっぱなしにしない
電源がオフになっていても、コンセントがつながっていれば電気を消費することも。
Alper Çuğun/Attribution License/Flickr
11. 500円玉貯金 —— おつりでもらうたびに貯金していけば、半年後には驚くほどの額に
5000円札もありかも?
Andy Nguyen/Attribution License/Shutterstock
[原文:12 clever ways to save money every day, according to financial experts]
(翻訳、編集:山口佳美)