Sponsored

1万人調査で見えた「人気クレジットカードの秘密」2018年版 年会費別顧客満足度調査

財布のレジットカード

Getty Images

店頭での買い物だけでなくネットサービスの決済など、いまや日常生活で必要不可欠な「クレジットカード」。顧客満足度調査をしているJ.D. パワーは、6月末に2018年の調査結果「2018年クレジットカード顧客満足度調査」を発表した。

クレジットカード(提携カード、家族カード、法人カードは除く)を保有する本会員の20~69歳男女個人を対象に、直近1年間の満足度を調査し、クレジットカードの年会費を基準に「年会費無料」、「年会費1万円未満」、「年会費1万円以上」とクレジットカードを使用しているユーザーを3部門に分けて集計している。2018年4月に実施され、合計1万200人からの回答を得た。

顧客満足度の測定にあたっては「クレジット機能」「ポイントプログラム」「会員向けサービス/特典」「年会費」「手続き・サポート」の5つの要素を設定し、各要素の総合満足度に対する影響度をもとに、総合満足度スコアを算出している(1000ポイント満点)。

重要視されるファクターの順位は同じだが、その比率は年会費セグメントごとに異なる。

全体を通してみると、重要視されるのが当然の「クレジット機能」を省くと、「ポイントプログラム」と「会員向けサービス/特典」が重視されている。ユニークなのは、重視する要素の比率が、各部門で異なることだ。

例えば「年会費無料」では、「ポイントプログラム」は34%なのに対して、「年会費1万円以上」では26%と割合は少ない。逆に「会員向けサービス/特典」は、「年会費1万円以上」では21%になり、「ポイントプログラム」にかなり近づく。

各部門ごとの人気カードを分析すると、さらに個性の違いが見えてくる。

※この記事では、J.D. パワーの調査をもとに、年会費無料、1万円未満、1万円以上の3カテゴリーで、各社の発行枚数最多のカードについて取り上げます。

※本文中の価格表記は、税別で統一しています。

年会費1万円以上部門は「特典重視」の傾向

shutterstock_587176043

shutterstock

「年会費1万円以上」部門

1位:楽天カード
(調査対象カード:楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード)

2位:アメリカン ・エキスプレス・カード
(調査対象カード:アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード、アメリカン・エキスプレス・プレミア・カード他)

3位:セゾンカード
(調査対象カード:ゴールドカードセゾン、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード、セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレスカード)

年会費1万円以上のクレジットカードは、ユーザーのコスト負担が重めなこともあって、「年会費無料」や「1万円未満」に比べて、「会員向けサービス/特典」に対して重要視するユーザーが多いのが特徴。調査対象は9つのブランドだ。

1位 楽天カード

楽天プレミアムカード

年会費1万円以上部門で1位になったのは楽天カードだ。この価格帯の楽天カードで最も発行枚数が多いのは「楽天プレミアムカード」。同カードは、特に旅行向けのサービスや特典が手厚いことで知られる、出張・旅行が多い人に「定番」として知られるクレジットカードだ。

年会費1万円のクレジットカードで、たとえば世界中の空港ラウンジが、エコノミークラス航空券でも利用できるプライオリティ・パス(通常399ドル=約4万4000円相当)を無料で申し込める。プライオリティ・パスを特典で発行するクレジットカードはほかにもあるが、利用回数に制限があるケースもある。プライオリティ・パス狙いだけでも、楽天プレミアムカードは十分元はとれる。

Ph01

海外の空港ラウンジ利用時無料のプランのプライオリティ・パスが付属するのは大きなアドバンテージ。

そのほか付帯する旅行保険も海外旅行で最高5000万円と手厚く、優待サービスで「トラベルコース」を選択すれば、空港への手荷物無料宅配サービスなども利用できる。ポイント還元率や利用環境もほかの楽天カード同様高いので、旅行がメイン以外のユーザーにも利点は多い。

2位 アメリカン ・エキスプレス・カード

GOLD_Regular_01_960x608

年会費1万円以上部門で2位になったアメリカン ・エキスプレス。国内で根強い人気のある「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、年会費は2万9000円と高めだが、クレジット機能やコールセンターの対応の充実度が高く評価されている。発行枚数でも、券面がグリーンの通常カードに肉薄する規模。プライオリティ・パスの無料申し込みもできる(航空会社ラウンジの無料利用は年2回まで)。

実際のサービスを見てみると、特にトラブル発生時の対応が手厚い。たとえば海外旅行中に利用できる電話のサポートは24時間365日・日本語で対応。しかも通話料は無料(もしくはコレクトコール)が利用できる。相談内容も、医療機関の紹介など緊急時の支援から、レストランの予約といったことまで対応してくれる。

PH03

旅先でのちょっとした相談を頼めるトラベルデスクが充実している。

さらにアメリカン ・エキスプレス・ゴールド・カードで購入した商品は、国内外いずれの購入かを問わず、破損や盗難に際して90日間、最大500万円(1名あたり)まで補償。「トラブルに強い」というサービスや特典が受けている。

3位 セゾンカード

gold_amex

年会費1万円以上のセゾンカードで最多発行枚数の「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、「永久不滅ポイント」が1.5倍貯まる優遇サービスと、ポイントの期限を気にせず貯めることができるカードだ。

年間利用回数に制限のないプライオリティ・パスに優遇年会費で申し込めるほか、旅行傷害保険は最高5000万円まで、ショッピング保険も120日までなら年間上限200万円まで補償。年会費は初年度無料、翌年度以降は1万円。

年会費1万円以下部門:「年会費無料条件」が優秀で特典も良いカードが人気

コーヒーとクレジットカード

Getty Images

「年会費1万円未満」部門

1位:エポスカード
(対象カード:エポスゴールドカード)

2位:楽天カード
(対象カード:楽天ゴールドカード)

3位:au WALLET クレジットカード
(対象カード:au WALLET クレジットカード)

年会費1万円未満のクレジットカードは、年会費無料カードにはない、ちょっとした特典と、「一定金額使うと年会費が無料」の特典の有無が、シビアに評価されているようだ。対象のクレジットカードは16のブランドだ。

1位 エポスカード

エポスゴールドカード

年会費1万円未満部門で1位になったエポスカードは、丸井グループの運営するクレジットカード。特に年会費の満足度の高さが人気で、この価格帯では「エポスゴールドカード」が該当する。

通常の年会費は5000円だが、年間50万円以上使うと年会費が翌年だけでなく永年無料になる。一度年間50万円使えば、年会費は実質タダというわけだ。このシステムが人気で、満足度調査でも、入会理由として「年会費が安かった・無料」の項目に回答したユーザーが一番多いクレジットカードとなっている。

クレジットカードに入会した理由

入会理由に関する評価項目の一部抜粋。エポスカードは「年会費」を入会理由として挙げるユーザーが突出して多い。

出典:J.D. パワー

さらに「年会費無料」部門のエポスカードと同じく、専用モールでのオンラインショッピングとマルイなどの実店舗などポイントサービスも充実しており、利用しやすいことも人気と思われる。

2位 楽天カード

楽天ゴールドカード

年会費1万円未満部門で2位になった楽天カード。価格帯が該当する「楽天ゴールドカード」は、年会費2000円。ただし、利用金額による年会費無料のサービスがないため、「年会費」の評価では16ブランド中11位と低かった。ただし、強みは「ポイントプログラム」と「会員向けサービス/特典」で、16ブランド中トップだった。

特に楽天市場での利用時は、ポイント還元率が最大5%と高い(楽天ゴールドカード会員の特典ポイント獲得は月5000ポイントまでの上限あり)。2000円の年会費はかかるとしても、楽天市場で買い物をする機会が多い人ならポイント還元で元は取れる計算だ。

Ph06

楽天ゴールドカードにすることで、最大5倍のポイント獲得になる。

また、ゴールドカードとして見ると、年会費2000円は破格の安さでもある。例えば国内空港の提携ラウンジが無料で利用できたり、旅行保険が標準で付属するなど、ゴールドカードならではの旅行向けのさまざまなメリットがこの年会費で享受できる。コストパフォーマンスの良さが、楽天ゴールドカードの人気の秘密だ。

3位 au WALLET クレジットカード

auWALLETクレジットカード

3位のau WALLET クレジットカードは年会費1250円が設定されているが、au携帯電話やauひかりなどのサービス契約者は年会費が基本的に無料になる。そのため満足度調査の「年会費」ではエポスゴールドカードに次ぐ高評価を得ている。

それ以外の要素でも全体的に高い評価となっている。特にポイントプログラムでは、auの携帯電話利用料では1000円で10ポイント以上、セブン-イレブン、マツモトキヨシなど提携する実店舗では通常200円(税込み)で2ポイントのところ、3ポイント以上になるなど利用時のポイントアップがあり、普段使いで効率良くポイント還元が狙えるカードになっている。

■J.D. パワーの調査の詳細はこちらから

年会費無料部門:ポイントのたまりやすさで選ばれる

クレジットカードとレシート

Getty Images

「年会費無料」部門

1位:楽天カード
(調査対象カード:楽天カード、楽天銀行カード、楽天PINKカード、 楽天アカデミーカード )

2位:オリコカード
(対象カード:Orico Card id X QUICPay、Orico Card THE POINT)

3位:エポスカード
(対象カード:エポスカード)

「年会費無料」部門は、「なんとなく何年も使い続けている」という人も多いカテゴリーだ。調査対象は9ブランド。

1位 楽天カード

楽天カード

調査対象となった同価格帯の楽天カードは3種類ある。「年会費無料」部門では、特に「ポイントプログラム」の充実度が重視される。その点で、楽天カードは「ポイントプログラム」の評価が、9ブランドのうちトップだった。入会の動機や期待することもポイント関連と回答するユーザーが多かった。

例えば写真の「楽天カード」の場合、通常のショッピングでは1%のポイント還元だが、楽天市場での購入時は3%に還元率がアップ。さらにスマートフォンのアプリ経由での購入の場合、ポイントは1%アップする(通常会員の特典ポイント獲得は月5000ポイントまでの上限あり)。

楽天カードはネット関係の支払いだけでポイントがたまると思いがちだが、実は街のリアル店舗でもポイント優遇を受けられるケースがある。たとえばENEOSや、てもみんなどのポイント加盟店ではポイントが最大3倍貯まる。

2位 オリコカード

oricothepoint

年会費無料部門で2位になったオリコカード。「Orico Card THE POINT」も、ポイントプログラムに定評のあるクレジットカード。通常の還元率は1%(※)、また、「オリコモール」を経由して買い物することで、0.5%還元率がアップする。顧客満足度調査でも、入会理由に「ポイントがたくさん貯まる」や「ポイントで交換できる商品・サービスが充実」と回答しているユーザーは楽天カードよりも多い。

オリコモールにはAmazonと楽天市場、Yahoo!ショッピングと日本の3大オンラインショッピングモールをはじめ、数多くのオンライン店舗が登録されている。オンラインショッピングが多いユーザーが恩恵をうけやすい。

※入会後6カ月は還元率が2%にアップ(上限5000ポイント)

ポイントプログラムの評価

ポイントプログラムなどの詳細評価の抜粋。楽天カードはポイントの貯まりやすさ、オリコカードは交換できる商品やサービスの充実度で評価を得ている。

出典:J.D. パワー

3位 エポスカード

エポスカード

年会費無料部門で3位になったエポスカードは、マルイ店舗なら即日発行可能と手軽に入会できる。顧客満足度調査でも「入会審査が早い」「簡単」の項目で、9つのブランドのうちトップになっている。

通常のポイント還元率こそ0.5%とほかのカードより低いが、専用モールの「たまるマーケット」を経由すればポイント還元率は一部店舗で最大30倍までアップ。またマルイでは年4回の会員優待サービスを行なっており、期間中は10%オフで利用できる。そのほか優待特典が受けられる店舗や施設はマルイも含めて全国で約1万以上。実店舗での利用に強いのが特徴だ。

各種課金の支払いにも使うクレジットカード選びは、多くの人が頭を悩ませる。自分にとって最もお得なカードを探すには、こうした客観的な第三者調査を見てみるのも、大きなヒントになるはずだ。

■J.D. パワーの調査の詳細はこちらから

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい