飲料企業が“ブロックチェーン”への転身を発表、株価が急騰。だがSECが調査中

アイスティー

  • ニューヨークの飲料企業ロング・アイランド・アイスティーの株価は、2017年12月、同社が社名を「ロング・ブロックチェーン・カンパニー」に変更すると発表した後、300%近く上昇した。
  • 同社は主力事業をノン・アルコール飲料からブロックチェーン・テクノロジーにシフトし、1000台のビットコイン採掘マシンの購入およびフィンテック企業との提携を計画していると発表。
  • だが先日、SEC(アメリカ証券取引委員会)が同社の調査を開始、調査の詳細はまだほとんど明らかになっていない。

2017年12月、ニューヨークに拠点を置く飲料企業ロング・アイランド・アイスド・ティー(Long Island Iced Tea)が、仮想通貨が盛り上がる中、社名を「ロング・ブロックチェーン・カンパニー」に変更すると発表すると、同社の株価は500%近い上昇を見せた。

新たに生まれ変わったロング・ブロックチェーン・カンパニーの仮想通貨分野への進出は、マーケティング戦略に留まらないものだった。

同社は続けていくつかリリースを発表、それらは同社のテクノロジー企業としての本気さを示していた。当時、ブロックチェーンに関する技術などは何も持っていなかったにもかかわらず

「ロング・アイランド・アイスド・ティーは今、世界的な展開が可能なブロックチェーン・テクノロジー・ソリューションに注力している。ブロックチェーン・テクノロジーの可能性の追求と投資に主力事業をシフトさせる」と同社は2017年12月に発表した

現在までに、同社は2人のテクノロジー関連の起業家を経営メンバーに加え、新CEOは1000台のビットコイン採掘マシンの購入およびイギリスのフィンテック企業との提携を計画している。

だが現在、同社のブロックチェーンへの取り組みは、SEC(アメリカ証券取引委員会)の調査を受けているとブルームバーグは伝えた。

ロング・ブロックチェーン・カンパニーは、SECの調査に全面的に協力するつもりとブルームバーグに語った。

Business Insiderは同社にコメントを求めたが返答はまだない。

今のところ、同社のブロックチェーン分野への転身は、短期間の成功に過ぎなかったようだ。2017年12月以降、ナスダックが同社の株式を上場廃止にすると発表したことを受けて、同社の時価総額は500万ドル(約5億5000万円)以下となっている。

[原文:When this ice tea company stuck the word 'blockchain' in its name, its stock skyrocketed by nearly 500%. Now, it's being investigated by the government.

(翻訳、編集:増田隆幸)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中