一部の自動車部品メーカーは、テスラの破産を懸念している —— 最新調査で明らかに

イーロン・マスク氏

テスラのCEOイーロン・マスク氏。

Max Whittaker / Getty Images

  • アメリカの自動車部品製造者工業会(OESA)の調査によると、自動車部品メーカーの幹部22人のうち8人は、テスラが破産を申請するのではないかと懸念している。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた
  • また、回答した22人のうち18人は、テスラが自らの会社にとって、経済的なリスクになっていると考えていることが分かった。
  • 回答者の半数以上は、現在もしくは過去にテスラに部品を供給しているメーカーだ。
  • 「我々は破産などしない」。テスラのCEOイーロン・マスク氏はウォール・ストリート・ジャーナルに語った。

最新調査の結果、多くの自動車部品メーカーがテスラが破産するのではないかと懸念していることが分かった。

ウォール・ストリート・ジャーナルが入手したアメリカの自動車部品製造者工業会(OESA)の会員を対象とした調査の結果、回答した22人のうち8人 —— つまり3分の1以上が、テスラが破産を申請するのではないかと懸念している。

また、22人の回答者のうち18人は、テスラが自らの会社にとって、経済的なリスクになっていると考えていることが分かった。その他の自動車部品メーカーの中には、ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、テスラは支払い期限を守らないと話す者もいる。これに対し、テスラのCEOイーロン・マスク氏は、支払いが遅れることがあるのは、資金が不足しているからではなく、「部品がきちんと作られているか、議論しているからだ」と述べている。

OESAの調査に回答した営業担当の幹部35人のうち23人は、現在もしくは過去にテスラに部品を供給しているメーカーだ(回答者全員が全ての設問に回答しているわけではないと、ウォール・ストリート・ジャーナルは伝えている)。

同紙の報道によると、テスラは出荷台数が増えたことで、9月末までにキャッシュが3カ月前に比べ数百万ドル増えると見ている。

「我々は破産などしない」。マスク氏はウォール・ストリート・ジャーナルに語った。

OESAの調査は7月26日から8月8日にかけて —— テスラの"激動の時期"が始まった頃 —— 行われた。

マスク氏は8月7日、テスラの非公開化について、必要な資金は確保したとツイート。この発信をめぐっては、倫理的、法的に問題がなかったかどうか、疑いが生じている。ウォール・ストリート・ジャーナルは先週、アメリカの証券取引委員会(SEC)がマスク氏の動機について調べていると報じた

マスク氏は先週、テスラのウェブサイトに声明文を掲載し、自身が「資金は確保した」と述べたのは、サウジアラビアの政府系投資ファンドがテスラの非公開化に必要な資金を提供するだろうということに「疑いはない」と信じていたからだと述べた。

テスラの最新の株価情報はこちら

[原文:Some auto industry suppliers are worried about Tesla going bankrupt, survey reveals]

(翻訳、編集:山口佳美)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中