性別による賃金格差を是正するため、何らかの取り組みを必要としている国は多い。
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経済協力開発機構(OECD)の最新データによると、平均的なアメリカ人女性(人種、性的指向、年齢、収入レベル、身体能力、子どもの有無は問わない)が稼ぐ金額は、平均的なアメリカ人男性の1ドルに対して約82セントと、18.2%の差がある。
しかし、性別による賃金格差(ジェンダー・ペイ・ギャップ)はアメリカだけの問題ではない。OECDのデータによると、韓国、エストニア、日本、ラトビア、チリといった一部加盟国では、男女の賃金格差は深刻だ。
OECD加盟国の中で、最も性別による賃金格差が大きい国 ワースト12を紹介しよう。
12位 オーストリア(15.7%)
オーストリア、ウィーン。
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10位 メキシコ(16.5%)
メキシコの通勤風景。
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10位 フィンランド(16.5%)
フィンランド、ヘルシンキ。
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9位 イギリス(16.8%)
イギリス、ロンドン。
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8位 カナダ(18.2%)
カナダ、カルガリー。
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7位 アメリカ(18.2%)
アメリカ、ニューヨーク市のグランド・セントラル駅。
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6位 イスラエル(19.3%)
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4位 ラトビア(21.1%)
ラトビアの首都リガ。
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4位 チリ(21.1%)
チリの首都サンティアゴ。
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3位 日本(24.5%)
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2位 エストニア(28.3%)
エストニアの首都タリン。
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1位 韓国(34.6%)
韓国、ソウル。
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[原文:12 countries where men earn significantly more than women]
(翻訳、編集:山口佳美)