ジョージ・クルーニー。
Pascal Le Segretain/ Getty Images
2017年、世界で最も稼いだ男優はジョージ・クルーニー。年収は2億3900万ドル(約270億円)とフォーブズは伝えた(2017年6月1日〜2018年6月1日の税引前の収入)。
クルーニーは対象となった期間中に映画に出演していない。だが自身のテキーラブランド「カーサミーゴス・テキーラ(Casamigas Tequila)」を2017年6月に7億ドルで売却、自身のキャリア史上、最高の収入を手にした。
クルーニーに続くのは、ドウェイン・ジョンソン、ロバート・ダウニー・Jr.など。
フォーブスによると、収入は「ニールセン、コムスコア、ボックス・オフィス・モジョ、IMDBのデータと業界関係者へのインタビューに基づいている」。
2017年、世界で最も稼いだ男優は以下のとおり。
10位 クリス・エヴァンス:3400万ドル
Getty Images
エヴァンスの収入は主に2018年の大ヒット映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』など、マーベル・シネマティック・ユニバース作品のキャプテン・アメリカ役によるもの。
9位 サルマン・カーン:3850万ドル
Getty Images
ボリウッド・スターのカーンは、2017年の『Tiger Zinda Hai』などのヒット映画への出演とプロデュース、スズキのバイクやガムといった消費者向け商品のCM契約で稼いだ。
8位 アダム・サンドラー:3950万ドル
Getty Images
サンドラーは2014年、そして2017年にさらに4本更新したネットフリックスとの映画契約から数百万ドルを稼いだ。また2017年に開催したライブ・コメディで1作ごとに数十万ドルを稼いだと言われている。
7位 アクシャイ・クマール:4050万ドル
Getty Images
ボリウッド・スターのクマールは『Toilet』『Padman』などの映画、インドのコングロマリットであるタタ、バッテリーメーカーのEvereadyなど約20の企業のCMに出演。
6位 ウィル・スミス:4200万ドル
Tristan Fewings/Getty Images
評論家からは酷評されたが、ネットフリックスのオリジナル映画『ブライト』の出演料は2000万ドルと言われている。また、2019年に公開予定のディズニーの『アラジン』実写版、アニメ映画『スパイズ・イン・ディズガイズ』などの出演契約を結んだ。
5位 ジャッキー・チェン:4550万ドル
Lai Seng Sin/AP
2017年に『Kung Fu Yoga』『The Foreigner』など6作で主演を務めた。また、さまざまな商品のCM、所有する劇場からの収入もあった。
4位 クリス・ヘムズワース:6450万ドル
Getty/Frazer Harrison
『マイティ・ソー バトルロイヤル』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』という2大ヒット映画のおかげで、収入は2倍以上になった。
3位 ロバート・ダウニー・Jr.:8100万ドル
Kevin Winter/Getty Images
『スパイダーマン:ホームカミング』への短い出演で得た約1500万ドルを含め、アイアンマンとして破格の出演料によって収入はほぼ倍増したと伝えられた。
2位 ドウェイン・ジョンソン:1億2400万ドル
Rich Polk/Getty Images for Entertainment Weekly
ジョンソンの1億2400万ドルは、出演料の総額として、フォーブスの芸能人収入ランキング「セレブリティ100」の史上最高金額となった。収入の大部分は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』などの大ヒット映画の出演料によるもの。
1位 ジョージ・クルーニー:2億3900万ドル
Getty/Neilson Barnard
保有していたテキーラブランド「カーサミーゴス・テキーラ(Casamigas Tequila)」をイギリスの酒造大手ディアジオ(Diageo)に7億ドルで売却。自身のキャリア史上、そしてフォーブスの男優ランキング史上、最高の年収を記録した。
[原文:Forbes ranked the 10 highest-paid actors in the world, and No. 1 wasn't even in a movie this year]
(翻訳:一柳優心、編集:増田隆幸)