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楽天の新規事業「Rakuten Ragri」──ビジネスアクセラレーターとしての楽天

楽天のメンバー4人

楽天で新規事業に関わるメンバーたち。

「オーガニックムーブメントを起こしたい」

好きな作物を、自分で選んだ農家へスマホで栽培依頼する。収穫まで、農家から畑の様子が写真やコメントで届き、収穫後は産地直送の新鮮な野菜を楽しむことができるサービス「Rakuten Ragri(ラグリ)」。楽天とグループ会社のテレファームが共同で2017年4月にスタートさせ、まもなく1年半となる。

立ち上げメンバーの一人である、農業事業部事業企画課の梅村周平さんは、有機野菜販売会社からの転職組だ。

実家は兼業農家だが、幼い頃から家族に「農業は儲からないよ。会社員や公務員になってほしい」と言われて育った。しかしながら、農業にかかわる仕事を選択した。

愛媛の農場

楽天と協業しているテレファームの農場は、愛媛にある。

「日本国内の耕地面積全体に対し、有機の畑の割合は約0.2%。そこへオーガニックムーブメントを起こしたいという思いがありました。そのためには、消費者側にオーガニックライフスタイルを提案していくのと同時に有機農家を増やさなくてはなりません。

ヒアリングした結果、安定収入を実現する新しい農業の形を提供すること、インターネットによって農家と消費者を直接つなぐ場を提供すること、農業を始めたい次世代農家を育成・支援すること。この3つのポイントが見えてきました」(梅村さん)

定期栽培で、農家の収入も安定

梅村さん

楽天 農業事業部 事業企画課の梅村周平さん。「Rakuten Ragri」立ち上げからのメンバー。実家は兼業農家だという。

ビジネスの主軸は、前払い制の契約栽培「Rakuten Ragri」のCSA(Community Supported Agriculture)サービス。農家の収入を安定させ、消費者は作り手の顔が見えることで安心して質の高い作物を購入できる。愛媛を拠点とするテレファームでは、農業をやってみたい人が、契約社員という形で月給を得ながら農業研修を受けることもできる。

プロジェクトチームは東京本社に約20人、愛媛に約30人、計50人ほど。梅村さんと同じ事業企画課の大塚伶奈さんは、「Rakuten Ragri」および農家側の栽培管理ツールの開発と管理を担う。

楽天では、新規事業を一緒に推進するエンジニアとプロデューサーを募集しています。
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楽天では、新規事業を一緒に推進するエンジニアとプロデューサーを募集しています。

社内のエンジニアのノウハウを活用

大塚さん

「Rakuten Ragri」のエンジニア、大塚怜奈さん。新卒で楽天に入社し、これが3つ目の新サービス立ち上げ。

「月1回は愛媛に行って農作業をしつつ、システムが利用されているところを間近で見て、実際に使いやすいか、改善すべき点はあるか意見をいただいています。今後は、農家さんの負担をさらに軽減し、消費者さんともっと密にコミュニケーションを取れるようにしたい。これまでにない事業なので難しい点もありますが、困ったときは他の事業ではどう対応したのか、さまざまなノウハウが社内に膨大に蓄積されているので、いつでも相談できる点が楽天ならではの強みだと思います」(大塚さん)

確かに、楽天は市場、トラベル、金融など、多岐にわたる事業に人材と知見が集まっている。「新しい事業を起こしたい」という人にとって恵まれた環境であることは間違いない。

「小さな仮説の検証」でスピーディに立ち上げ

菅又さん

インキュベーション事業 事業企画部の菅又渚さん。新卒で楽天に入社した。

ローンチから1年以上経ち、契約栽培以外にも商品ラインナップを増やしているほか、「Rakuten Ragri」ブランドのプロモーションも兼ねてカットサラダをナチュラルローソン、タニタカフェへ卸す(現在西日本豪雨の影響で一時的に出荷休止中)など、新たなチャレンジを重ねている。

「社内でよく『POC(Proof Of Concept)』という言葉が使われています。小さな仮説をもとに一つひとつ試行、検証しながらさまざまなサービスを立ち上げていこうということです。弊社には、新しいことにどんどんチャレンジしていこうというカルチャーがあります」(インキュベーション事業事業企画部PMO課プロジェクトマネジメントグループ マネージャーの菅又渚さん)

今も残る創業時の精神「プロジェクト6」とは

小野さん

小野晋太朗さんは、楽天のインキュベーションサービス開発部で農業を含めた他新規事業も担当。ドローン、教育、クラウドソーシング……など次々に新事業が立ち上がっているという。

「POCも上から降りてくるだけでなく、現場のメンバーから上がってきたり、社内のビジネスアイデアコンテストから出てきたりして、社長に直接プレゼンテーションする形で始まることもある。もちろん会社の規模が大きいため、それなりにプロセスを踏むことも必要。最も大切なのは、それを乗り越える本人の強い思い、意志だと思う」(インキュベーションサービス開発部 シニアマネージャーの小野晋太朗さん)

新サービスカンパニーでは、スタートアップを推進する支援体制をとっている。ビジネスアイデアを集約、プランニング、提案支援し、ボトムアップ、テックリードでビジネスのスタートアップ実現に繋げる。そしてプロジェクトのスピードと精度を向上すべく、各プロジェクトサポート、アーキテクト・テクニカルサポート、リスクマネージメントなどを行っている。

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従業員数がグループで1万5千人近く擁する大企業となっても、ベンチャースピリットが今なお残る。それを象徴するのが「プロジェクト6(シックス)」という言葉。

もともと楽天市場を立ち上げたメンバーが6人程度だったことに由来し、新規プロジェクトは事業、開発、デザイナー担当者ら約6人のスモールチームでスタートすることが多いのだという。時にはたった1人で始まることも。

失敗を恐れず大きな事業にチャレンジできる環境

メンバー4人

インタビューは東京・二子玉川の楽天本社にて実施。多摩川を望むオフィスは、あちこちで打ち合わせをしていて活気にあふれている。

「Rakuten Ragri」を立ち上げた梅村さんも、当初は1人で何役もこなした。新規事業を手がけるのは初めてだったため、手探り状態。各地の農家を行脚して生の声を集め、いわゆるITのイメージとはほど遠い「泥臭い仕事を積み重ねた」と語る。スーパーで買ってきた野菜をデスクで黙々と刻んで成分を調査したこともあった。

「スタートアップとの違いは、やはり知見があることと環境が整っていること。失敗を恐れることなく規模が大きい事業に長期的にチャレンジしやすい。社内の人を巻き込む力が必要ですが、それは否が応でもつきます。私自身、社内で『農業?』と反応されるところから入ってきたので自然と身につきました」と梅村さん。

楽天では、他にもドローン事業、教育事業、クラウドソーシングサービス、ブロックチェーンを利用した仮想通貨事業などさまざまな新規事業を展開している。「Rakuten Ragri」においても、今後の可能性は限りない。

「社内は世の中にインパクトを与えるプロジェクトを起こしたいという気概に満ちている。スピードも速いですね」と語る梅村さん自身も、また新しいアイデアを温めているようだ。

農場に集合する社員


楽天株式会社
インキュベーションサービス開発部
募集職種: プロデューサー、Web エンジニア
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