人気語学アプリのCEO、やる気のない社員を変えるシンプルな言葉

企業価値800億円のスタートアップCEO、やる気のない社員を変えるシンプルな言葉

デュオリンゴCEOのルイス・フォン・アーン氏は、働かない社員をやる気にさせることは可能と言う。たった一つのフレーズで。

Luis von Ahn

  • デュオリンゴのCEO、ルイス・フォン・アーン氏は、パフォーマンスの低い社員をやる気にさせる戦略を持っている。
  • 「今、あなたが取り組んでいることは本当に重要」と伝えることと彼はフィナンシャル・タイムズに語った。
  • このテクニックは、人には仕事に意味があると感じることが欠かせないという考えに根ざしている。

デュオリンゴ(Duolingo)のCEO、ルイス・フォン・アーン(Luis von Ahn)氏は、やる気のない社員に何をすれば良いか、よく心得ている。

7億ドル(約780億円)の企業価値を持つ語学学習アプリ・スタートアップの創業者である彼は、やる気のない社員への対処方法をフィナンシャル・タイムズに語った。

「やる気がない人物を、最もコミットする人物に変えることができる。彼らが今やっていることは重要だと、会社もリーダーとしてのあなたも考えていると、彼らが心から信じることができれば」とフォン・アーン氏。

「膝を交え、『あなたがやっていることは非常に重要だ』と伝えて、モチベーションを上げる方法は素晴らしい。私はいつもそうしている」

彼のテクニックは、世界中のリンクトイン会員2万6151人を対象にリンクトインとImperativeが2016年に行った調査結果に裏づけられている。調査は、どれくらいの人が「自分が重要と思える仕事にかかわれているか」を明らかにする目的で行われた。

「自分の目標と仕事が一致している人」の73%が仕事に満足していると答えた。一方、「目標と一致していない人」で満足と応えた人は64%だった。

さらにフォン・アーン氏は、目標に向けて努力する人を注意深く探していると述べた。高額の給料を提示することがデュオリンゴでトップ社員となる人物を惹きつけることにならないと思うと彼は語った。

「働いてもらうために多くの報酬を与える必要があるとしたら、彼らが仕事に打ち込むことはないと思う。傭兵よりも宣教師が望ましい」

企業レビューサイト、グラスドアに掲載されたデュオリンゴの平均基本給から判断すると、同社のシニア・ソフトウェアエンジニアの年収は11万396ドル、リードデザイナーは9万7793ドル、プロダクトマネージャーは8万3000~11万5000ドル。

フォン・アーン氏は、彼のチームは幅広い人物チェックを行って、優秀な人材を見極めていると以前、Business Insiderに語った。傲慢で不快な人物ではないことを確かめ、少しでも疑いのある人物は排除している

[原文:The CEO of a $700 million company uses a simple sentence to turn lazy employees around

(翻訳:Makiko Sato、編集:増田隆幸)

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