チャートで比較! 世界で最も急速に経済成長を遂げているのは、引き続きインド

デリーの野菜市場

インド、デリーの野菜市場(2014年1月22日)。

REUTERS/Ahmad Masood

  • 2018年第2四半期、インドの経済成長率は8.2%だった。
  • 予想の7.6%だけでなく、第1四半期の7.7%をも上回った。
  • アナリストらは、製造業部門の好調と目下の貿易をめぐる緊張から切り離されていることが、その成長を後押ししていると指摘する。

インド経済は、2018年4月~6月期に8%以上成長した。好調な製造業が、世界で6番目の経済大国の2年以上にわたる急速な成長を後押しした。

8月31日(現地時間)に発表された政府データによると、インドの2018年第2四半期のGDP成長率は前の年に比べ8.2%増と、第1四半期の7.7%増を上回った。アナリスト予想は7.6%増だった。これは第2四半期に6.7%増となった中国よりも伸び率が大きく、インドは世界で最も急速に経済成長している国だ。

CLSAのアナリスト、クリストファー・ウッド(Christopher Wood)氏は、インドの株式市場の回復は、他の多くのアジア諸国の市場が景気の山へ近付いている可能性がある中、インド経済が加速している証しかもしれないと指摘する。目下の国際的な貿易戦争から切り離されていることも、インドの強みとなっているのだろうと言う。

「なぜインドかというと、他に比べて、トランプ氏がリードする通商上の懸念にさらされていないことがその1つの理由だ」

今回の結果は、インド準備銀行(中央銀行)の予想も上回った。新興国通貨が全般的に売られる中で、インド準備銀行はルピー安を容認している。同準備銀行は、2会合連続で利上げし、政策金利を6.5%に引き上げた。

一覧表

G20の2018年第2四半期のGDP成長率。

Shayanne Gal/Business Insider

[原文:India keeps its crown as the fastest-growing major economy in the world]

(翻訳、編集:山口佳美)

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