ハーバード・ビジネス・スクールを目指す人に、学長が投げかけるシンプルな質問

ハーバードビジネススクール

ヒント:「学校の成績はどう?」ではない

Harvard Business School/Facebook

  • ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の学長、ニティン・ノーリア氏はリーダーシップのポテンシャルを見せる入学希望者を求めていると語った。
  • ノーリア氏は、HBSの入学希望者には常にある質問を投げかけるとBusiness Insiderに語った。「他の人があなたをリーダーと呼ぶのは、あなたのどういう資質についてだろうか?」。
  • それは、大学の課外活動、兵役、事業経営などを通して示されるものかもしれない。
  • 入学希望者のリーダーシップ・スキルは輝かしい学業成績よりも、入学選考に有利に働く可能性が高いとノーリア氏は語った。

あなたがハーバード・ビジネス・スクール(HBS)への入学を考えているなら、学業成績がたとえ、どれほど素晴らしくても、合格の決め手にならないことをご存知だろうか。

確かに成績は重要、だがそれ以上に大切なことがある。

これはハーバード・ビジネス・スクールの学長、ニティン・ノーリア(Nitin Nohria)氏の言葉。ノーリア氏は、HBSの入学希望者には常に同じ質問を投げかけるとBusiness Insiderに語った。

「他の人があなたをリーダーと呼ぶのは、あなたのどういう資質についてだろうか?」

ノーリア氏によると、HBSは入学希望者に「どのような方法でリーダーシップを発揮し、今後どのようにリーダーシップを発揮したいと思っているのか」を語ってほしいと考えている。

どこかイライラしながら、同氏は選考担当者を納得させるような決まりきった答えはないと付け加えた。

「かなり変わった情熱を持った志望者を入学させる」とノーリア氏。

実際、HBSの入学希望者向けウェブサイトには、例えば、兵役、「独立事業の経営」「業務での幅広い自発性」などを通して、入学希望者はリーダーシップを示すことができると書かれている。

トップMBAへの入学を支援するStacy Blackman Consultingの創業者、ステイシー・ブラックマン(Stacy Blackman)氏は、入学希望者はそのリーダーシップにおいて、人とは違うものを発揮したこと、もしくは「明らかな足跡を残した」ことを証明する必要があると以前、Business Insiderに語った

ノーリア氏はリーダーシップを2つの要素、すなわち適性と性格に分けた。そしてHBSの学生は両方を磨くことを学ぶと語った。

適性とは、人々にあなたとあなたの決断を信頼させること。

「あなたが重要な役職に就いているからといって、自分自身をリーダーと呼ぶことはできない」

性格とは、あなたの価値観、そして倫理的な決定を行う能力のこと。

最終的にHBSは、学生に特にリーダーシップの経験においては、同じようなものを望んでいない。

「あらゆる種類のリーダーに期待している」とノーリア氏。

「彼らにはただ、自分だけの情熱を追求していることが必要。そうすることで彼らは極めて優れたリーダーとなり得る」

[原文:When the dean of Harvard Business School meets someone who wants to go to HBS, he asks them a simple question

(翻訳:一柳優心、編集:増田隆幸)

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