クックパッドのネットスーパー「クックパッドマート」で購入した商品を受け取れる店舗に、カクヤス、富士薬品グループスマイルドラッグ、ツルハ、鉄人化計画、フェリシダージの5社が参画する。
ユーザーは、ドラックストアやカラオケ店、酒屋やカフェなど、店舗を選んで商品を受け取れる。2018年9月11日、同社が発表した。
マンション共用部や保育園も
クックパッドマートの商品の受け取りで提携したドラックストア、カラオケ店、カフェ。
画像提供:クックパッド
クックパッドマートは生鮮EC。取り扱い商品の対象は、地域の小規模な食品店など。ネットで購入した食品を、あらかじめ指定した場所で受け取れる仕組みだ。
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今回、受け取り場所として参画する5社は、「なんでも酒やカクヤス」「ドラッグストア スマイル」「ツルハドラッグ」「カラオケの鉄人」「Y2T STAND」を運営している。クックパッドマートは2018年9月中に、渋谷区・世田谷区・目黒区の一部でサービス開始を予定しており、当初の受け取り場所は数カ所程度になる。
上記以外の受け取り場所としては、マンション共用部や保育園・幼稚園、スポーツジムやオフィスなど、店舗以外も想定。店舗では受け取りのついでに商品を購入してもらえたり、オフィスでは福利厚生につなげたりできると考えている。
クックパッドマートで取り扱う商品は、精肉店や鮮魚店、パン店など、地域の販売店や生産者らの食材。1品から注文でき利用者が選んだ場所で受け取りができる。送料は無料。クックパッドは、参画する店舗や企業を募集している。
(文、木許はるみ)