ワールトレードセンター(1999)とワンワールドトレードセンター(2018)
AP
アメリカ同時多発テロ事件(9.11)は約3000人の命を奪い、多くの点でアメリカを変えた。
9.11は、世界中でのテロとの戦いやアフガニスタン、イラクでの戦いに拡大した。
そして国土安全保障省、移民・関税執行局(ICE)の設立、愛国者法の制定につながった。
また、ニューヨークの風景も根本的に変えた。ワールドトレードセンター跡地と摩天楼が20年の間にどのように変化したかをまとめた。
1999年6月の平和なある日。
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だがわずか2年後、同時多発テロ事件が発生した。
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8月30日に撮影された写真(上)と攻撃の16日後に撮影された写真(下)。
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2003年12月、新しいワンワールドトレードセンターのデザインが発表された。
ワールトレードセンターの跡地。左にハドソン川が見える。2004年9月10日。
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ワンワールドトレードセンターに加え、複数のワールトレードセンター(WTC)ビル、9.11記念碑・博物館、パフォーミング・アーツ・センター、ワールトレードセンター駅、リバティー・パークが計画された。
2009年、記念碑のリフレクティング・プールが姿を表し始めた。
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瓦礫からの再建が始まった。
建設現場には多くのクレーンの姿が。2009年1月27日。
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2010年6月、ワンワールドトレードセンターがゆっくりと姿を見せ始めた。
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2011年7月、テスト中の記念碑のプール。ワンワールドトレードセンターの外壁に空が映っている。
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2011年8月のマンハッタン。建設中のワンワールドトレードセンターが見える。
2011年8月2日。
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記念碑は2011年9月に、博物館は2014年5月にオープン。
2014年4月14日。
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2014年11月、ワンワールドトレードセンターが完成、4 WTC(左)、7 WTC(右)はすでに完成済み。3 WTCはまだ建設中、上部にクレーンが乗っている。
2014年11月20日。
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2014年10月、建設中のワールトレードセンター駅。
後ろにワンワールドトレードセンターが見える。2014年10月29日。
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駅は2016年6月にオープン。3 WTCはまだ建設中。
2016年6月22日。
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2年後に3 WTCが完成。2018年6月8日に撮影された写真にはそのほか、ワンワールドトレードセンター、4 WTC、記念碑、完成したリバティー・パークが写っている。
ワンワールドトレードセンター(左)、3 WTC(右から2番め)、4WTC(左)。手前に広がるのは国立9月11日記念碑と博物館。2018年6月8日。
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マンハッタンの摩天楼はこれからも変わり続ける。
2018年6月7日。
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現在、アメリカで最も高い建物であるワンワールドトレードセンターが、金融街にそびえ立っている
2020年9月22日。
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2021年、ニューヨークが攻撃から20年を迎える準備をしているとき、トリビュート・イン・ライトがマンハッタンに再び輝く
空に輝くトリビュート・イン・ライト。2021年9月7日。
Chip Somodevilla/Getty Images
(翻訳、編集:増田隆幸、編集:Toshihiko Inoue)