比較表で見る、新型「iPhone XS」「XS Max」「XR」の違い —— 9月21日発売へ、ホームボタンは消滅

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アップル本社のあるカリフォルニア州クパチーノで行われたApple Special Eventで、新型iPhoneがついにお披露目された。名称について、さまざまなリークや推測が出回るなか、アップルが正式発表したのは3機種だ。

内訳はハイエンドシリーズと普及シリーズという位置付けだが、いずれもiPhone Xのような全画面タイプになった。スティーブ・ジョブズ時代の初代iPhoneからiPhone8まで残ったホームボタンは、ついに、シリーズから消滅した。

新シリーズ3機種の比較表は記事末尾にまとめた。

iPhone XS / iPhone XS Max —— 大画面モデルも増えた、iPhone Xの正統後継

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従来のiPhone Xシリーズの実質的な後継モデル。今回から大画面モデルはPlusではなく「Max」と表記される。XSの画面は5.8インチ、XS Maxは6.5インチで、それぞれ有機EL(OLED)のSuperRetinaディスプレイを搭載する。解像度は、XS Maxでは2688 x 1242ドットに達した。「iPhone XS Max」登場にあたって、普及価格モデルのXRには、iPhone 8 Plusにあたるモデルはなくなった。

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背面カメラはいずれも1200万画素のデュアルレンズカメラで、XSとXS Maxのカメラ性能差はない

重量はXSが177g(Xに比べて3g増加)、XS Maxが208g(8 Plusに比べて6g増加)というサイズ感だ。

心臓部であるSoC(統合処理半導体)は、今回発表された最新の「A12 Bionic」。iPhone Xに搭載されていたA11 Bionicに比べて15%高速で、消費電力は最大で半分になるという。iPhone XS、XS Maxともに、IP68等級の耐水性能を実現している。

価格は以下のとおり。予約は9月14日16時1分から開始。

iPhone XS:64GB 11万2800円税別、256GB 12万9800円税別、512GB 15万2800円税別

iPhone XS Max:64GB 12万4800円税別、256GB 14万1800円税別、512GB 16万4800円税別

iPhone XR —— カラバリ6種類、普及価格でも意外な高性能

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これまでにない新シリーズが「iPhone XR」(テンアール)だ。昨年のラインナップでいうiPhone8シリーズにあたるものだが、大画面モデル(Plus=Max)は用意されない。

ボディはアルミ素材。カラーバリエーションが豊富なことが特徴で、レッド(プロダクトレッド)、イエロー、ホワイト、コーラル、ブラック、ブルーの6色展開。重量は194gだ。

予約開始は10月19日より。

朗報なのは、普及モデルといえど、性能についてはXSにかなり近いものになっているということだ。

スペック表を見る限り、心臓部のSoCはXSシリーズと同じ「A12 Bionic」、フロントカメラも、顔認識(Face ID)・顔トラッキングができるTrueDepth対応だ。Apple Payは当然ながらXRにも搭載する。耐水性能はIP67等級で、少し低い。

XSシリーズとの大きな違いは2つ。

まず背面カメラがシングルレンズの一般的なカメラであること。画素数はXSシリーズとおなじ1200万画素だ。ただし、XRでも人気の背景ボケ表現のカメラ機能(ポートレートモード)は使える。

また、画面はXSシリーズを思わせる6.1インチの全画面ディスプレイだが、XSシリーズとは違って有機ELではなく、一般的なIPS液晶(アップルでは、XSのSuper Retinaと差別化する意味で、Liquid Retina HDディスプレイと呼ぶ)。解像度は1792 x 828ドットと、XSシリーズに比べて1段低くなっている。

価格は以下の通り。最新性能を持ちながら、XSと比べると手頃感のある価格設定でデビューした形だ。

64GB 8万4800円税別、128GB 9万800円税別、256GB 10万1800円税別

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新iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XRのスペックシートを横並びに比較。大きさの違いや、どこまで性能が共通なのかに注目。

Business Insider Japan

編集部より:・初出時、リリース文に従って新型iPhoneの表記をXs / Xs Maxとしておりましたが、関係者への確認で「XS / XS Max」が正式表記と判明したため、表記を統一しています。
・本文の一部でiPhone XS Maxの機種名表記に誤りがあったため訂正しました。
・iPhone XRについて背景ボケ機能があることが確認できたため、本文も合わせて正式版としています。 2018年9月13日 11:50

(文・伊藤有)

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