「ハリケーン・フローレンス」が迫るなか、なぜアメリカ人はワッフル・ハウスに注目するのか

ワッフル・ハウス(Waffle House)は、24時間365日営業している。

ワッフル・ハウス(Waffle House)は、24時間365日営業している。

  • ワッフル・ハウスは、ほとんどの自然災害の時でもオープンしていることで知られている。
  • 同社のポリシーは、連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency、FEMA)が自然災害の深刻さを測るための非公式な指標となっている。
  • ワッフル・ハウスが店を閉めた時は、自然災害が経済に壊滅的なダメージを及ぼす可能性があるほど、ひどかったことを意味する。
  • ワッフル・ハウスは、ハリケーン・フローレンスにして、店を閉めるかどうかをまだ発表していない。

連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency、FEMA)は自然災害の深刻さを測るための独特な指標を持っている。その1つが、レストランチェーンのワッフル・ハウス(Waffle House)。

年中無休24時間営業の同チェーンは、これまで多くの自然災害の時でも店をオープンしていたことで有名。同チェーンが店を閉めた時は、自然災害が特にひどく、経済に壊滅的な影響を及ぼす可能性が高いことを意味する。

このため、FEMA内部では、非公式に「ワッフル・ハウス指標」を使って、危険性を秘めた自然災害を注視している。

「ワッフル・ハウスの店舗が営業していて、全メニューが提供されているなら、指標はグリーン」と雑誌「EHS Today」は2011年の記事に記した。

「営業しているが、メニューの一部しか提供していなければ、指標はイエロー。店が完全に閉まっていたら、指標はレッド」

これは、同社の回復の早さをFEMAに示すだけでなく、より大きなコミュニティの様子も示している。

「レストラン、食料品店、雑貨店、銀行などの営業再開が早ければ早いほど、地域経済が再び収益を生み始めることも早くなる。つまり、コミュニティのより力強い立ち直りを示している」とFEMAは2011年、ブログに記した

「嵐が去った後、我々がすぐに営業を再開していれば、それはコミュニティが戻りつつあること、日常感を取り戻しつつあることを意味する」とワッフル・ハウスのディレクターでPR担当のパット・ワーナー(Pat Warner)氏は9月12日(現地時間)、CNNに語った。

またワッフル・ハウスは、同社の「ストーム・センター」がハリケーン・フローレンスを監視しているとツイートした。フローレンスは14日未明にアメリカ東海岸に上陸する見通し。同社の230店舗に影響を及ぼす可能性がある。

ワッフル・ハウスは、ツイッターで最新情報を得ることを勧めた。

「動きがかなり活発なハリケーンなので、当社のツイッターアカウント @wafflehousenewsから目を離さないでください。公式発表はそちらで行います」と12日朝、同社はツイートした。

ワッフル・ハウスの広報担当者にコメントを求めたが、回答はまだない。同社のカスタマーサービス・アシスタントは、店舗を閉めるかどうかはまだ決定していないと語った。

ワッフル・ハウスのストーム・センターが始動し、フローレンスを監視している。事前に計画を立て、安全に」

ワッフル・ハウスは全米25州に、2100店店舗を運営しており、そのほとんどは南部にある。同社がレストランの営業を停止したのは、2016年のハリケーン・マシュー、そして2017年のハリケーン・ハービーの時。

ワーナー氏は、ワッフル・ハウスは嵐の影響に備えて発電機や食糧、スタッフなどのリソースを被害が想定される地域の外(だが、近く)に準備しているため、いち早く営業を再開できるとCNNに語った。


[原文:People are keeping a close eye on Waffle House as Hurricane Florence churns toward the East Coast — and there's a weird reason why

(翻訳:Yuta Machida、編集:増田隆幸)

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