iPhone XS/XS Maxの予約開始の知らせは、都内の家電量販店の店頭でも行われている。
- NTTドコモが予約開始後にiPhone XS/XS Maxの価格を公表(記事をアップデート)
- 3社ともに、キャリア版価格はSIMフリー版に上乗せした価格設定でリリース
- 3社の中では、おおむねKDDIが安価な設定だが、一部ドコモ版が最安値のモデルがある
9月14日 16時1分から、アップルの新型スマートフォン「iPhone XS」「iPhone XS Max」の予約受付が日本で始まる。
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社は自社のオンラインサイトおよびショップ店頭、家電量販店などで、16時01分から一斉に受付を開始する。なお、格安SIMなどでの運用を目的に、SIMフリー版を購入する場合はアップル直販サイトでの予約が必要だ。
発売日はいずれのチャンネルでも9月21日。例年では、iPhoneの在庫は発売日までどの店舗にどのぐらい納品されるかわからず、当日購入は難しいため、早期に購入を希望するユーザーは予約が必須と言える。
iPhone XSシリーズのキャリアモデルはやや高い?
予約の前に真っ先に気になるのが、価格だ。SIMフリー版の価格は製品発表直後にすでに公開されていたが、予約開始直前にソフトバンク、KDDIの2社が各ストレージ容量毎の端末価格を公開した。
最後発となったのはドコモだが、予約開始後の17時55分ごろに価格を公表した。
iPhone XSの価格一覧
iPhone XS Maxの価格一覧
比較すると、各キャリア版よりSIMフリー版の方が6000〜1万5000円程安いことがわかる。ただし、キャリア版は多少端末代が高い分、契約内容によって毎月の通信料の割引や各種キャンペーンの適用などが受けられる。
“全モデル10万円超”で発生する注意点
iPhone XS/XS Maxは最低容量の64GB版であっても10万円を超える。
出典:アップル
気をつけなければならないのは、今回のiPhone XSとXS Maxはどのモデルも一括購入価格が10万円を超えているという点だ。
iPhone Xの発売時を思い出すと、予約は取れたのに、割賦払いのための与信に通らないという人の例が話題になった。今回も、これに似た状況が発生する可能性がある(一括購入では、購入への審査は発生しない)。
(文、撮影・小林優多郎)