アメリカ海軍特殊部隊の元指揮官が断言、新米リーダーが陥る2つのミス

エシュロン・フロントの共同創業者、ジョッコ・ウィリンク氏とリーフ・バビン氏

海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の元指揮官で、リーダーコンサルティング企業、エシュロン・フロントの共同創業者、ジョッコ・ウィリンク氏とリーフ・バビン氏。

Business Insider/Jessica Tyler

  • アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の元指揮官、ジョッコ・ウィリンク氏とリーフ・バビン氏は、新著『The Dichotomy of Leadership』を出版。
  • 2人は、2010年にリーダーシップ・コンサルティング企業、エシュロン・フロントを設立。以来、400社以上のクライアントと仕事をしてきた。
  • 2人は、新米リーダーは、分からないことがあってもそれを認めなかったり、助けを求めるよりも言い訳をすることがしばしばあると述べた。
  • また新米リーダーは、自分が抱えている問題は特殊なもので、誰にも助けてもらえないと勘違いしている。

アメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」の元指揮官、ジョッコ・ウィリンク(Jocko Willink)氏とリーフ・バビン(Leif Babin)氏は、軍を辞めた後、リーダーシップに関連するキャリアに進んだ。

ウィリンク氏はアメリカ海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」出身。イラク戦争で最も活躍した特殊作戦部隊の1つ、チーム3 タスクユニット「ブルーザー」の指揮官を務めた。

バビン氏はウィリンク氏の元部下、2人の小隊長のうちの1人だった。

海軍を退役した後、ウィリンク氏とバビン氏は、軍で学んだことをビジネス界に提供するために2010年、リーダーシップ・コンサルティング企業、エシュロン・フロント(Echelon Front)を設立した。

Business Insiderは、両氏に新著『The Dichotomy of Leadership』について聞いた。

2人は、400社以上のクライアントと仕事をし、リーダーシップに関する講義を行ってきた結果、経験の乏しい、新米リーダーは必ず、同じミスを経験すると語った。

1. すべてを理解していなくてはならないと思っている

「新米リーダーとして、分からないことがあった場合にできる最善の対応策は、手をあげて、『皆さん、私はこの件について不慣れです。良い方法を知っていますか?』とか『やり方を教えてください』あるいは『手を貸してくれませんか?』と言うこと」

ウィリンク氏は、新米リーダーは信頼を失うことを恐れて、こうしたシンプルな質問を避けていると述べた。

だが実際には、こうしたアプローチは誠実さを示し、チームから敬意を得ることにつながる。また、知識があると偽る必要がないので、長期的に見た時に問題を避けることができる。

「『分からない』と言うことを恐れないで欲しい」とウィリンク氏。

「まったく問題ない。あなたはリーダーになったばかり! 誰もあなたがすべてを理解していることを期待していない。リラックスして、質問して欲しい」

2. 自分が抱える問題は、特有のものと考える

バビン氏は、新米リーダーは自身が直面している問題は特有のもので、外部からの手助けは役に立たないと思い込んでしまうことも多いと語った。

「そして、新米リーダーは自分が抱える問題は、ほかの人の問題よりも難しいと考える」とバビン氏。

「これは、とてもよくあること。私自身も、この罠に陥ったことがある」


こうした思い込みの根底にあるのは「責任転嫁」。

「自分自身とチームに対して言い訳をしている限り、本来のパフォーマンスの妨げとなっている問題を真に解決することはできない。そして同じ間違いを繰り返す」とバビン氏は語った。

「立ち上がり、解決方法を見つけ、勝利しよう」


[原文:Former Navy SEAL commanders say new leaders always make the same 2 mistakes

(翻訳:Yuta Machida、編集:増田隆幸)

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