カナダグースCEOが面接で候補者に行う“警告”とは?

カナダグースのCEO、ダニ・リース。

カナダグースのCEO、ダニ・リース。

  • 高級アウターブランド、カナダグースのCEOダニ・リースは、絶えず変化する環境に適応し、うまくやっていける人材を探している。
  • リースは採用面接の際に、カナダグースは「クレイジーな職場」と候補者に警告する。
  • 彼は、変化にワクワクし、自分で自分のキャリアを築ける人材を求めている。
  • リース以外の経営幹部や採用マネージャーも適応力が重要と認めた。

ダニ・リース(Dani Reiss)は面接の時に、候補者にこう警告する。

ここはクレイジーな職場

そして、それに対する候補者のリアクションは、合否に大きく影響する。

高級アウターブランド、カナダグースCEOのリースは、適応力の有無に常に目を光らせているとBusiness Insiderに語った。

彼は候補者に次のようにはっきり伝えていると語った。

「あなたの業務は12カ月後には、変わっているだろう。どんな仕事かは今は伝えることはできない。だが、今と同じではないと言うことはできる」

そして、こう付け加えた。

起業家精神、尽きることのないエネルギー、そして情熱を持っている人を心から求めている

カナダグースは、リースの祖父が創業し、小さな家族経営の企業としてスタート、2017年に上場した。

現在、同社の時価総額は59億ドル(約6600億円)。候補者が急速な成長と変化への適応力を持っていることは特に重要だ。

従業員の柔軟性を重視する経営トップは、リースだけではない。

リンクトインの採用シニアディレクター、ジェニファー・シャプリー(Jennifer Shappley)は、同社の「Global Recruiting Trends」レポートの中で、69%の採用マネージャーが、適応力は候補者のソフトスキルの中で最も重要と答えた2017年に記した

またFacebookのグループス&コミュニティのトップ、ジェニファー・ダルスキー(Jennifer Dulski)は「一般的に変化を快く受け入れられる人の方が、より成功する傾向にある」とかつて、リンクトインのブログに記した

ダルスキーは、候補者の変化への適応力を知るために、「以前働いていた企業や所属したチームで大きな変化を経験した時のことを教えてください。また、どのように対応しましたか?」といった質問をすることをマネージャーに勧めた。

リースは、物事が絶えず変化する状況において、うまく対応できる人と、そうでない人がいることは必ずしも悪いことではないと語った。

しかし、カナダグースでは「やりすぎるくらいの人物、激しい変化に満ちた未来を楽しむことができる人物を常に探している」と彼は語った。

「カナダグースのような会社では、自分で自分のキャリアを切り拓いていかなくてはならない」

[原文:When the CEO of $5.9 billion Canada Goose interviews job candidates, he gives them a warning — and their response speaks volumes about whether they get the job

(翻訳:Yuta Machida、編集:増田隆幸)

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