グーグル、アップル、Facebook、アマゾン。
「GAFA」と呼ばれる巨大IT企業は、便利なサービスや製品を提供する代わりに集めた膨大な個人情報をビジネスに活用し、急成長してきました。
しかし、Facebookとグーグルで大規模な個人情報の流出問題が起きるなど、最近は社会的責任を厳しく問われる場面も目立ちます。Business Insider Japanが掲載した記事の中から、GAFAの今が分かる5本を選びました。
フェイスブック情報流出日本での被害件数「不明」、クレカやパスワード被害は未確認
フェイスブックジャパンは2018年10月17日、米本社プライバシー部門の副責任者によるプライバシー保護の説明会(ビデオカンファレンス)を都内で開きました。ただ、説明は「特定の地域でどれくらい影響が出たかは、現時点では、把握していない」「どういった情報を攻撃者が利用しようとしているかについては、調査段階」といった内容で、日本の利用者の不安を払拭するものではありませんでした。
個人情報流出隠蔽のグーグルやFacebookが陥る「大企業病」。自ら明らかにしない体質
個人情報が流出したのにそれを隠していたグーグルと、対策は打ち出しているもののスピード感が欠けるとも言われるFacebook。今や「大企業病」にむしばまれているのでしょうか。
時価総額1兆ドルのアップルとアマゾン。2社の「曲がり角」は対照的だ
「美しいハードウェア」が強さの源泉であるアップル。金・情報・モノの流れのデータに加え、そのインフラであるクラウドも押さえたアマゾン。企業価値が1兆ドルに達した2社は、それぞれ「終わりの始まり」と「始まりの終わり」という曲がり角にきているのではないか。そんな視点からの分析です。
「従業員の扱いで批判されたから」だけではなかった! 米アマゾンが最低賃金を引き上げた、もう1つの大きな理由
急成長の陰で、「従業員の待遇が低すぎる」という批判も浴びてきたアマゾン。ついに最低賃金を引き上げた背景事情を解説します。
メルカリはなぜグローバル採用で勝てるのか?—— 世界の“GAFA”と肩を並べた争奪戦
サービス開始から5年というメルカリが、GAFAを向こうに回してグローバル人材の争奪戦で健闘しています。「すでに成功している企業よりも、まだ先のある会社でのチャレンジが楽しいと思った」というアメリカ出身の新入社員の言葉からも、GAFAの立ち位置の変化がうかがえます。