2000年代初めにギャップとビクトリアズ・シークレットが買収提案? ルルレモンの創業者が明かす

ビクトリアズ・シークレット

Dimitrios Kambouris/Getty Images

ルルレモンの創業者チップ・ウィルソン氏はその最新の著書『Little Black Stretchy Pants』の中で、さまざまな暴露話をしている

ウィルソン氏は2000年代初め、ギャップ、ビクトリアズ・シークレット、リズ・クレイボーンからバイアウトの提案があったと明かした。

同氏は、2004年にビクトリアズ・シークレットからルルレモンに手紙が送られてきたと書いている。

「うれしく思ったが、わたしたちが進みたい方向ではないとの結論に至るのに、時間はかからなかった」

Business Insiderはビクトリアズ・シークレットにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

ウィルソン氏はまた、女性向けアパレル・ブランドのリズ・クレイボーンからも5億ドル(5年間、毎年1億ドルずつ支払う)でルルレモンを買いたいとのオファーがあったと言う。だが、リズ・クレイボーンの企業文化があまりにも「会社的」だったため、提案を辞退したと書いている。リズ・クレイボーンのブランドは、2011年にJCペニー(JCPenny)に買収され、親会社はその名を「Fifth & Pacific」に改めた。その後、ケイト・スペード・アンド・カンパニー(Kate Spade & Company)となり、2017年にタペストリー(Tapestry)に買収された。

そして、ウィルソン氏は著書の中で、ルルレモンを2億ドルでバイアウトしたいと提案したというギャップを批判した。このオファーを同氏は「不適切」と述べている。

同氏は、ギャップは当時「何にでも食いついていた」と言い、「彼らの店はまるでボウリング場みたいだった」と書いた。

Business Insiderはギャップにコメントを求めたが、回答は得られなかった。

その後ギャップは、2008年にアスレタを買収。アスレタは当時、ヨガ、ランニング、スキー、スノーボード、サーフィンのギアをオンラインとカタログを通じて販売していた。今日、アスレタは北米で154店舗を展開し、親会社であるギャップ傘下の中でも最も成長著しい分野の1つとなっている。

直近の決算報告で、ギャップの経営陣は同社の既存店売り上げが2%伸びたのは、主にアスレタとオールドネイビー(Old Navy)の成功によるところが大きいと述べた。ギャップのエグゼグティブ・バイスプレジデントでCFOのテリ・リスト・ストル(Teri List-Stoll)氏は、これらのブランドが「成長エンジン」だと語った。

[原文:Gap and Victoria's Secret both made offers to acquire Lululemon in the early 2000s, the athleisure company's founder reveals in new tell-all book]

(翻訳、編集:山口佳美)

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