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なぜ中国のウイグル人弾圧にイスラム諸国は沈黙するのか?

クルバンの祈りを捧げるウイグル人の男性たち

イスラム教の祝日、クルバンの期間中に食前の祈りを捧げるウイグル人の男性たち。2016年9月、新疆ウイグル自治区トルファン。

Kevin Frayer/Getty

  • イスラム諸国は、中国のウイグル人弾圧に対して沈黙を続けている。ウイグル人は中国西部に住むイスラム教徒の少数民族。
  • 専門家と人権活動家はその理由について、イスラム諸国は中国からの経済的な報復を恐れていると述べた。
  • また多くのアラブ諸国も人権問題に関しては悪しき実績を持ち、自国の問題に注目が集まることを避けているとの指摘も多い。
  • トルコは過去に中国を批判した ── 中国はそれを忘れていない。

イスラム教徒が大部分を占める少数民族ウイグル人への中国政府の弾圧に対し、この数カ月、国際社会からの批判が高まっている。

中国の警察官

新疆ウイグル自治区で、子どもたちが遊ぶ街路で警備に立つ警察官。

Kevin Frayer/Getty Images

国連は8月、中国が同国西部の新疆ウイグル自治区に設けた収容キャンプに100万人ものウイグル人を送ったという報道に「深い憂慮の念」を表明。4月にはアメリカ国務省は、各国の人権状況に関する報告書において、「姿を消した」、あるいは突然身柄を拘束されたウイグル人に言及した

一方、イスラム諸国は完全に沈黙している。

過去1年間だけでも人権活動家たちは、中国当局がウイグル人の携帯電話の使用状況を追跡し、ひげや民族衣装を切るよう強制した事実を確認している。

また、国外に逃れたウイグル人に対して、中国当局は個人情報を渡すよう要求し、提供を拒否した場合は、国内に残った家族を脅迫したとの報告もある。

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