こんな手段があったのか! 写真で見る、世界のとんでもない通勤・通学風景

パキスタン

橋がないので、代わりに……

EMILIO MORENATTI/AP

  • 通勤・通学と言えば、普通はバスや電車、車、徒歩だろう。
  • しかし、世界を見れば、日々の移動手段が水泳やジップラインという人もいる。
  • 天候も通勤に影響を与える。ニューヨークでは吹雪の日、スキーで職場へ向かう人もいた。

通勤・通学と言えば、普通はバスや電車、車に乗って……と思う人が多いだろう。しかし、世界を見れば、水泳やジップラインが日々のいたって普通の移動手段という場合もある。

人口密度の高い都市では、朝の通勤ラッシュには渋滞で身動きが取れず、公共交通機関が悪夢と化すこともある。

インドのムンバイでは、日々720万人以上の通勤客が鉄道を使っていて、1日あたり約3000本が運行している。中国四川省のある村では、子どもたちが800メートルの巨大な鉄のはしごをのぼって山を越え、通学している。

天気が荒れると、通勤にも影響が出る。ニューヨークでは吹雪の後、スキーで職場へ向かう人の姿も見られた。パラグアイの首都アスンシオンでは、洪水のため、馬車を使う通勤客もいた。

世界中のちょっと変わった通勤・通学風景を見てみよう。


大雪が降れば、ニューヨークではスキーで職場へ向かう人も。

スキーで職場へ向かう人

John Minchillo/AP

Source:AP

雪の多いアラスカでは、犬ぞりで移動しなければならない人も。

犬ぞり

Carolyn Kaster/AP

Source:The Telegraph

ロシアの西シベリア地域では、トナカイのそりを使う。

トナカイのそり

Mikhail Metzel/AP

Source: AP

ニュージャージー州ホーボーケンに住むザック・シュウィツキー(Zach Schwitzky)さんは、暖かい季節になると毎日、カヤックでハドソン川を渡ってマンハッタンに通勤する。川を渡るのに20分、通勤時間はドア・ツー・ドアで45分だ。

カヤックをする人々

※シュウィツキーさんは映っていません。

Christopher Penler/Shutterstock

Source: CNN

2018年6月には、打ち合わせに遅れそうになったスコット・ホルト(Scott Holt)さんが、ハドソン川をSUP(スタンドアップ・パドルボード)で渡り、話題になった。

SUPでハドソン川を渡るホルトさん

Eunice Rivers/News 4

Source: Business Insider

ガブリエル・ホーシュラーさんは、職場のアメリカ議会図書館まで、17年以上ボートで通勤している。その距離は5マイル(約8キロメートル)。メリーランドからワシントンD.C.まで、アナコスティア川を行く。

ガブリエル・ホーシュラーさん

ガブリエル・ホーシュラーさん。

Jacquelyn Martin/AP

Source: The Washington Post, AP

ドイツのミュンヘンに住むベンジャミン・デービッド(Benjamin David)さんは、川を泳いで出勤。「ぼくがアヒルの子やリスを見て楽しんでいると、川岸で怒鳴り合っている通勤客を目にすることもある」と、ガーディアンに書いた。

泳ぐ人

※写真はデービッドさんではありません。

Elise Amendola/AP

Source: The Guardian

北ウェールズでは、ポール・コックス(Paul Cox)さんがモーター式のパラグライダーを使って通勤。

パラグライダー

※写真はコックスさんではありません。

Francois Mori/AP

Source:BBC

2007年のデイリーメール(Daily Mail)によると、イングランドのITマネジャー、デービッド・グリムズ(David Grimes)さんはカイトサーフィンで通勤。平均で、時速約20マイル(約30キロ)で進み、30分で職場に到着するという。

カイトサーフィン

※写真はグリムズさんではありません。

Michael Dwyer/AP

Source: Daily Mail

空を使う通勤客もいる。チェコにある職場から15キロメートルのところに住むFrantisek Hadravaさんは、自分で作った飛行機で毎日通勤している。通勤には7分とかからない。会社の駐車場に止めているが、車4台分のスペースが必要だという。

飛行機

※写真はHadravaさんの飛行機ではありません。

Stacey Newman/Shutterstock

Source: Getty

ジョージアのチアトゥラでは、ケーブルカーを使って通勤する人の姿が。

ケーブルカー

Evgeniy Maloletka/AP

Source: AP

パキスタンのケーブルカーは、ほとんど椅子。

パキスタンのケーブルカー

EMILIO MORENATTI/AP

Source:AP

ボリビアの通勤客は、世界で最も高いところを走るケーブルカーを利用している。その高さは海抜約4000メートル。

ボリビアのケーブルカー

Juan Karita/AP

Source: AP

ブラジルでも、ケーブルカーは一般的な移動手段だ。

ブラジルのケーブルカー

Leo Correa/AP

Source: AP

コロンビアでは、子どもたちがジップラインで通学している。その最高速度は時速40マイル(約60キロ)。

コロンビアのジップライン

WISE Channel/YouTube

Source: BBC

中国の四川省では、20人の子どもが学校に通うため、800メートルの巨大な鉄のはしごをのぼる。

鉄のはしごをのぼる子ども

BBC News/YouTube

Source: BBC

はしごはもともと、つると木で作られていたが、2016年に鉄製のものに置き換えられた。

はしごをのぼる人たち

BBC News/YouTube

Source: BBC

イタリアのベネチアでは、通勤や通学に水上タクシーが使われている。サイズにもよるが、10人前後が乗れるという。

ベネチアの水上タクシー

Luca Bruno/AP

Source: Europe for Visitors

バングラデシュの人々は、カヌーのようなボートで通勤する —— 雨が降っていても。

バングラデシュのボート

Saurabh Das/AP

Source:AP

バングラデシュの鉄道は、ものすごく混雑している。乗り切れない多くの人が、屋根に上ったり、窓などにぶら下がる。

バングラデシュの鉄道

A.M. Ahad/AP

Source: AP

南アフリカのソウェトでも、通勤客が鉄道の車体にしがみついている。

南アフリカの鉄道

Themba Hadebe/AP

Source:AP

インドのムンバイでは、750万人以上が鉄道を使って通勤するため、1日に約3000本が運行している。

ムンバイの鉄道

Rajanish Kakade/AP

Source: AP

比較のため…… ニューヨークのグランド・セントラル駅の1日あたりの利用者は75万人だ。

グランド・セントラル駅

Donald King/AP

Source:Grand Central Terminal

中国では、バイクや自転車で通勤する人も多く、とんでもない渋滞を引き起こしている。

中国の渋滞

Eugene Hoshiko/AP

北朝鮮では、スーツ姿で自転車をこぐ通勤客があちこちで見られる。

北朝鮮の通勤

Dita Alangkara/AP

一方、バングラデシュの一部の通勤客は、お金を払って自転車をこいでもらう。

バングラデシュの通勤

A.M. Ahad/AP

Source: AP

インドのニューデリーでは、通勤客は人力車を拾う。

ニューデリーの通勤

Tsering Topgyal/AP

Source:AP

パラグアイのアスンシオンでは、通勤客が冠水した道を荷馬車で移動。

パラグアイの通勤

Jorge Saenz/AP

Source: AP

ハイチでは、バイクでぎゅうぎゅうになって移動する人たちも。

ハイチの通勤

Dieu Nalio Chery/AP

Source:AP

台湾の通勤客もバイクを利用。台湾では1509万台、100人あたり67.6台のバイクが走っている。

台湾

Wally Santana/AP

Source: AP

一方、キューバのタバコ農場で働く人たちは、トラックの荷台に乗って職場へ向かう。

キューバの通勤

Ramon Espinosa/AP

Source: AP

北朝鮮の通勤客にとって、路面電車も一般的な移動手段だ。

北朝鮮の路面電車

Kin Cheung/AP

路面電車はトルコでも利用されていて、混雑する道の真ん中を走っていく。

トルコの路面電車

Emrah Gurel/AP

Source:AP

アフガニスタンのカブールは渋滞がひどい。朝の通勤には時間がかかる。

アフガニスタンの渋滞

Rahmat Gul/AP

Source: AP

インドのバンガロールの通勤ラッシュも激しい。動く気配はない。

インドのバンガロール

Aijaz Rahi/AP

Source: AP

[原文:Fascinating photos show what it's like to have some of the wildest commutes in the world]

(翻訳、編集:山口佳美)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中